4年生が吉田新田を見学しました(2月7日)
4年生が横浜市の中心部を占めている吉田新田の見学に行きました。
江戸時代中期に、承認の勘兵衛さんが埋め立てた場所がいまだに残っているというのです。
学校から地下鉄に乗って、まずは海だった場所の様子を見てきました。
児童の前方で川が二手に分かれています。江戸時代まではここから海が広がっていたのです。
真ん中のところに堰(せき)と堤(つつみ)を作り、間の土地に川の水が入らないようにしたそうです。
埋め立てたところの中央には中川といわれる用水路がありました。
川の水を流し、海水を含んだ土から塩気を抜くためです。
中川は現在、大通り公園という長い公園になっています。
昭和の後半まで川が残っていたそうです。
その後、川の水を抜き、上にふたをして中に市営地下鉄の路線を作ったそうです。
蓋の上が公園になっているんですね。
関内駅を過ぎ、日本大通に入りました。このあたりの途中から、埋め立てる前からの土地があったそうです。
スタジアムから海のほうを見ると上り坂になっていることからもわかります。
横浜都市発展記念館に着きました。館長さん、学芸員さんの話を聞きます。
3クラスに分かれ様々な経験をしました。
その一つがもっこ体験です。
江戸時代の人たちが土を運んでいた道具(レプリカ)を使ってみました。
「これくらい平気だよ」「結構重くない?」子どもたちは口々に言いながら体験をしました。
館長さんから「今日のは10㎏にしているが、当時の人たちは60から80㎏で運んでいた」と聞いてびっくり。
別のクラスは当時から陸地だったところを歩きました。
ペリーが来た時の絵にかいてあったのと同じ木を見学。
その木は焼けるか倒れるかして今はないけれど枝分かれしたものが近くに残っているとのことです。
楽しかった見学もあっという間に終了。象の鼻公園に移動してお昼御飯です。
この日は2月でしたが日差しはポカポカ。とてもいい天気でした。
海の近くの公園で、少しだけ自由時間を楽しみました。
その後、汽車道を通って桜木町に向かいます。
楽しく、ためになった一日でした。