水道局の出前授業(5月31日)
今日は4年生が水道局の出前授業を受けました。
私たちが毎日安心してきれいな水を使えるために、多くの方々が陰で仕事をしてくださっていることに改めて気づかされました。
まず、横浜市の水道事業についての学習です。
370万人もの市民が毎日たくさんの水を使っても大丈夫なように、ダムから浄水場の整備、水道管の敷設などの仕事をしていただいていることを学びました。ところどころにクイズが行われ、子どもたちは予想を立てながら学んでいきます。
横浜市は山梨県道志村の水源林を管理しています。森が長い時間をかけて水をきれいにしている様子を実験で学びました。
森林に見立てた植物の植えてあるプランターと土だけが入ったプランターに同じ量の水を流しこみ、どのような水が流れ出るかを調べました。
植物の植えてあるプランターの水はほぼ透明の状態で流れ出てきていました。
次はろ過実験です。わざと濁らせた水に、凝固剤を入れます。汚れが大きく固まり、下に沈殿してきます。
みるみるうちに水が透明になってきました。底のほうには白いもやもやした汚れが沈んでいます。
この上澄みの部分をろ過装置に流し込みます。
砂や砂利の層を通り抜けてきた水は濁りのない透明な状態になっています。
学校の水道水と見比べても違いが判らないほどきれいになりました。
実際の水道水には、人体に影響がない程度の消毒薬が入っています。それをBTB溶液で検出して確認をしました。
子どもたちはこの学習を受けて、自分たちの使っている水についてさらに学習を深めていきます。
水道局の皆様、本当にありがとうございました。
登録日: / 更新日: