11月30日(土)

 冬晴れの霜月最後の日。冷涼な空気の下、すっかり雪化粧した富士と丹沢の山々が本当に間近に見えます。

 Open School Kurataの本年度第2回目は、『だれにとっても居心地の良い学校にするためにできること』をテーマにして、12月の人権週間とも関連づけ、道徳の授業参観・講演会を行いました。また、小中交流事業として、豊田中学校吹奏楽部の演奏を体育館で鑑賞しました。

 1校時、体育館では、安藤壽子先生による講演会が、4~6年生ならびに参観保護者を対象に行われました。講演のテーマは「もっと仲良くなりたい」。高学年の子どもたちは、相手の気持ちを考えることの大切さを改めて感じ取ったようで、とても真剣な面持ちで講演に聞き入っていました。

 2校時は、安藤壽子先生による本日2度目の講演会が、1~3年生ならびに参観保護者を対象に行われました。講演テーマは「にがてなことはだれにでもある」です。低学年の子どもたちにとっても、「苦手」という意識を通して自他の人権について考える良い機会になったかと思います。

 講演会と併行して教室では、道徳の授業が行われました。

 3校時、各教室で講演会の振り返りをした後、4校時には、豊田中吹奏楽部の演奏を鑑賞する会が体育館で行われました。管楽器の奏でる重厚な調べに子どもたちはすっかり魅了されたようでした。

 倉田小学校の子どもたちの心が、また広く大きくなったように感じられた一日でした。