9月4日(水)

 清掃工場・浄水場・消防署と社会科見学に出掛けた4年生、今度は『事件・事故のないまちをめざして』の学習のため「神奈川県警察本部」を、また『昔から今に続くまちづくり』の学習のため「都市発展記念館」を見学します。

 戸塚駅から地下鉄に乗車した4年生は、関内駅に到着。旧横浜市外電話局を改装した「都市発展記念館」の見学に向かいました。

 関東大震災後の横浜の都市形成の過程や市民の暮らし、横浜独自の文化等について豊富な資料展示から様々なことを学び取ることができました。また、吉田新田の埋め立てに関する学習として実際に畚(もっこ)で土を運ぶ体験もしました。

 昼食後、県警本部を目指した4年生たち。大きな本部ビルと厳重な入り口付近の警備にまずびっくり。案内係の方について館内の一部を見学します。18階にある交通管制センターは県内の道路状況を把握し、渋滞の緩和や交通規制の実施に携わる仕事をする部署です。同じ階にある通信司令室は県内の110番通報をすべて受け、最寄りの交番やパトカーに指令を出しています。

 地上83mの高さにある展望ロビーからは、市内の埋め立て地全体の様子やみなとみらいの街並を一望することができました。また、1階の広報センターでは、白バイに乗ったり、クイズやゲームを楽しんだりすることができました。

 安全な社会生活を守るための仕事の大切さとそれに携わる方々の努力や苦労の様子を改めて感じ取ることができた校外学習だったようです。