11月7日(水)

 運動会・区音楽会と大きな行事に向けて、とてもよく頑張った3年生。この日は社会科の学習のため、中区にある「神奈川県警本部」と「シルク博物館」に向かいます。

 グループ毎にバスで戸塚駅に集合した子ども達は地下鉄で関内駅へ。関内から歩くこと30分ほどで県警本部に到着です。警備も厳重な大きなビルは、威厳と緊張感が漂います。

 説明を受けた後、本部内の見学へ。とはいっても警察の建物ですので、指定された階の施設のみが見学対象です。

 18階の交通管制センター・通信司令室には大きなスクリーンもあり、たくさんの警察職員の方々が仕事をされていました。交通の流れを円滑にしたり、市民の安全を守るための指令を出したりする大切な役割を担う部署です。20階の展望フロアーからは、中区一帯の市街を見渡すことができます。目立つ建造物だけでなく、埋め立てによる平坦な街並が連なる様子が観てとれました。1階には広報センターがあります。実物の展示白バイに跨った子ども達は、みんなとても嬉しそうでした。

 見学後、向かったのは山下公園。暖かな日差しに恵まれ小春日和となったこの日、広い芝生で食べるお弁当は最高。眼の前には、病院船・引き揚げ船としても昭和の歴史を刻んだ「氷川丸」の大きな船体が、そして沖には銀色に輝く「ベイブリッジ」や「鶴見つばさ橋」が見えます。

 昼食後は、シルク博物館へ。映画を鑑賞した後、2階、3階のフロアーをグループで巡ります。明治/大正/昭和と文字通り日本の主要産業であったシルクの生産。その歴史の重みを各種の展示から知ることができました。機織り機や糸繰りの体験も楽しくできました。

 見学により多くのことを知り、たくさんの楽しい体験を積んだ晩秋の1日となりました。