5月23日(木)~24日(金)、6年生が日光修学旅行に行ってきました。これ以上ない天候に恵まれ、思い出深い2日間を子どもたちは過ごすことができました。初日、日光に着くと、いろは坂を上って奥日光へ。中禅寺湖湖畔はまだ桜が咲いていました。まずは、男体山をバックに学年写真を撮り、諸注意を聞いた後、気温17~18度という絶好のコンディションの中で、戦場ヶ原ハイキングを行いました。赤沼から活動班ごとに湯滝・宿舎「湯の家」へ向かって出発です。

 
 

 ハイキング途中、鳥の声が聞こえるとバードウォッチング、男体山が見渡せる場所で給水休憩と、各グループはそれぞれのペースでハイキングを楽しんでいました。分かれ道はチェックポイントに設定して、先生たちが見守ります。

 
 

 湯滝に到着すると、豪快に流れる滝の水を堪能して、湯の湖湖畔沿いに宿泊場所の「湯の家」を目指します。「湯の家」に全員が到着して「入館式」です。「2日間お世話になります。」「友だちと過ごすお部屋・夜が楽しみです。」

 
 

 お部屋で友だちと楽しいひと時を過ごし、お待ちかねの夕食です。たくさん歩いたのでお腹がすきました。夕食後は、栃木の伝統工芸「ふくべ細工」体験です。絵柄(図案)は事前に考えてきました。どの子も素敵な絵を描き上げていました。力作ぞろいです。出来上がりは宅配便で学校に届きます。持ち帰るのを楽しみにお待ちください。

 
 

 楽しい夜を過ごし(寝不足大丈夫?)、2日目の朝、宿舎の目の前にある湯の湖湖畔を散歩し、体を目覚めさせるために体操をしました。やはり、かなり眠そうな子もいますね。右下の写真をご覧ください。奥日光の山々には、まだ雪が残っていました。今日も絶好の晴天です。東照宮あたりはかなり暑くなりそうです。

 

 お世話になった宿舎を出発し、華厳の滝へ向かいました。華厳の滝は、日本三名瀑に数えられる有名な滝です。落差97mの壮大な滝に子どもたちも歓喜の声を上げます。ちなみに、日本三名瀑は「華厳の滝」「那智の滝」「袋田の滝」です。

 

 華厳の滝を見た後は、いろは坂を下り、世界遺産の宝庫へ。いろは坂を降りると、修復を終えて綺麗に塗り替えられた「神橋」をバスの窓ごしに見ました。輪王寺では「平成の大修復」を終えた三仏堂の「阿弥陀如来」「千手観音」「馬頭観音」を拝みました。そして次は東照宮です。(とても混んでいました)こちらも修復を終えて綺麗になった「陽明門」を見ることができました。修復を終えて綺麗になったもの全てを見ることのできた今年度の6年生は幸運です。東照宮では他にも、思ったほど大きくない「三猿」・「眠り猫」、柏木に反響して龍の鳴き声が聞こえる「鳴き龍」などを見学しました。家光廟のある大猷院へも行きました。

 
 

 見学すべきものは計画通り全て見ました。後は昼食を食べて帰路につくだけです。2日目は晴天でしたが夏を思わせるほど暑い日となり、体力も消耗しました。昼食は休憩所(おみやげ店)でカレーライスをいただきました。昼食の後は、子どもたちの楽しみにしていた「お買い物タイム」です。2日間の中で一番子どもたちが目を輝かせ、モチベーションが高く、意欲的だったのが、この「おみやげの買いもの」だった気がするのは私だけでしょうか? 子どもたちはお小遣いの範囲で何が買えるか考え、お土産を渡す相手の顔を思い浮かべ、本当に一生懸命に買い物をしていました。いやいや、これは立派な「消費者教育」の一環です。

 

 おみやげを買い、子どもたちは帰りのバスに乗り込みました。無事学校へ到着し、解散式を行いました。保護者の皆様、事前の準備やお弁当作り、体調管理、お見送り・お迎え等、ありがとうございました。子どもたちにとって修学旅行の2日間は思い出深いものとなったことでしょう。
 6年生はこの経験を活かし、最上級生として、学校のリーダーとして、今後も活躍してくれることと思います。