2月1日、宮古島市役所エコアイランド推進課の愛澤直樹さんを講師にお迎えして、リモートによる講演会が行われました。

 最初に、宮古島の地形、気候などの地理的な情報、特産物や地場産業の特色についてのお話がありました。また、伊良部大橋建設により新たな空港ができたことで、東京からの直行便が運航され、観光客が急増し、観光業が盛んになる一方で、問題点も生じていること、その問題点を解決するためにSDGsの考え方を大切にしていることも知ることができました。

 お話は、「なぜ、エコアイランド宮古島を目指しているのか」をテーマに進められました。河川のない宮古島を干ばつから救ったのが地下ダムであること、その地下ダムの地形を生かした構造、地下水の水質を保つための現在の取組などについては、事前学習を生かして、より深い学びとなりました。また、市民が楽しくエコ活動に取り組んでいる実践の紹介もありました。いつまでも住み続けられる島であるために、市民が宮古島に誇りと愛をもって、お互いにできることを実行していることが伝わりました。

 最後には、質問もすることができました。今回の講演会は、宮古島研修に向けて、好奇心をますます刺激する機会となりました。