12月17日、本校スーパーアドバイザーである浅島誠先生による進路講話が、附属中学校全生徒に向けて行われました。講話のテーマは「これからの研究者に求められること」でした。「温故知新」という言葉にあるように先人に学ぶことが大切であること、好奇心をもつことがサイエンスの始まりであること、人が他の生物といかに共存するかが鍵を握ること、学習する能力とコミュニケーション能力を人として生かすこと、そして、今後の科学(先制医療、AIとNI、遺伝子等)についてと、多岐にわたる知識を得ることができ、生徒の好奇心は大いに刺激されました。また、生徒の質問にも真摯に答えてくださいました。「熱情とは、うなされるほどの熱量である。」「異分野の人と研究することは実に楽しい。」「絶滅危惧種のトキをどうにかしたいという思いが自らの原点である。」とおっしゃる浅島先生の言葉は愛に満ちています。生徒へのメッセージもいたただきました。紹介します。

「大志を抱き、タフな人間になれ!自分で努力して自分を大きく育てろ!取組に対してあきらめない!」