12月20日(土)、国際学科主催の all EnglishによるYSFYokohama Student Forum が関東学院大学にて開催されました。台湾の姉妹校をはじめ、国内外から9校、総勢約100名の生徒が参加し、今年のテーマである Equality for All Genders について活発な議論が行われました。

 

午前中は、5校による分科会テーマ別の発表が行われ、Y校からはテーマ全体に関する基調プレゼンテーションを実施しました。

また、基調講演では、NPO法人SHIPより宮島謙介氏をお招きし、性的マイノリティの方々が直面している困難や、社会における意識や制度の変化についてお話しいただきました。さらに、誰もが自身の可能性を十分に発揮できる社会を実現するために、私たち一人ひとりが考えるべき視点について講演が行われました。

午後は、ファッション、教育、メディア、施設、職業の5つの分科会に分かれて活動が行われました。昼食を共にしながらのアイスブレイクから始まり、事前に準備されたワーキングペーパーに基づき、論点について意見交換を行いました。ペア、グループ、分科会全体と形態を変えながら、写真やスライド、マトリックス、ホワイトボードなどを効果的に用い、活発な議論が展開されました。

  

 

最後は各分科会から1~2名ずつが参加する計10グループに再編成し、分科会での議論内容を共有するリフレクションセッションを実施しました。参加者全員が分科会の代表として発言する形式は初の試みでしたが、全員が英語で途切れることなく意見を共有する姿が見られ、参加生徒のみならず、引率の教員からも高い評価を得ました。

  

来年度は現在の1年生を中心に、YSF2026 の開催が予定されています。