9月4日(水)~6日(金)の3日間で、日光修学旅行に行ってきました。6年生のビッグイベントということで、スローガンの「日光アクション~歴史にふれて、みんなで作ろうベストメモリー~」を胸に、夏休み前からとても楽しみにしていた子どもたちでした。予報では雨続きだった日光市でしたが、行ってみると日が経つにつれ天気が良くなり、十分な活動をすることができました。

岩宿博物館弓矢体験

足尾銅山梅屋敷旅館

1日目は、まず、「岩宿博物館」に行きました。相沢忠洋さんによって発見された遺跡を見学したり、石槍投げや弓矢の体験をしたり、日本の歴史の始まりに触れることができました。次に訪れたのは、「富弘美術館」です。手足の自由を失った星野富弘さんが、口に筆をくわえて描いた詩画作品を鑑賞しました。口で描いたとは思えないほどの美しい絵や、深く考えさせられる詩を目の前にし、息をのんで真剣に鑑賞をしていました。次に、「足尾銅山」へ向かいました。トロッコ列車に乗って銅山内へ行き、江戸時代の手掘の様子や機械化された鉱山の様子を見学し、鉱山の歴史や仕組みを目で見て感じることができました。その後、梅屋敷旅館に向かい、美味しい夕食を食べ、気持ちの良い温泉に入り、1日の疲れを癒しました。

華厳の滝湯畑

足湯学年レク

2日目は、自然を感じた1日でした。「華厳の滝」では、97mの高さから流れ落ちる滝を見上げるはずが、運悪く霧で視界は真っ白。ただ、見えないながらも流れる滝の音から、自然の素晴らしさを身に染みているようでした。次に「戦場ヶ原」でハイキングを行いました。天気にも恵まれ、場所によって変わっていく自然の景色に目を奪われながら、気持ちよくハイキングができました。お昼ご飯を食べた後は、奥日光へ向かい、地面から湧き出る温泉を観察し、源泉かけ流しのアツアツの足湯に浸かり、足の疲れがほぐれたようです。夜には、肝試しや学年レクを行って盛り上がり、学年の仲をさらに深めることができました。

三猿日光東照宮

眠り猫日光東照宮にて

最終日の3日目は、梅屋敷の方々に感謝と別れを伝え出発しました。最後は、世界遺産である日光の社寺を訪れました。代々残っている建造物の美しさや、歴史を感じました。三仏堂や大猷院では、みんなで手を合わせ、お参りをしました。これからの社会科の学習に生かせる見学ができました。
 
 
あっという間に終わってしまった3日間でしたが、たくさんの歴史や自然に触れることができ、子どもたちにとって最高の思いになったようです。仲間同士で協力したり、お世話になった方に感謝の気持ちを伝えたり、6年生としての立派な姿も見せてくれました。
まだまだたくさんの行事が残っている6年生ですが、さらに絆を深め、自分たちで創り上げる行事にしていってほしいです。 
朝早くからのお弁当作りやお見送り、帰りのお迎え等、ありがとうございました。