11月26日、ローズコンシェルジュの宮原さんにお越しいただきました。宮原さんは、5月にローズクィーンが来校した時に、バラの世話の担当者として一緒に来てくださっていた方の一人です。ローズクィーンからいただいたバラは、日頃、5・6年生の環境委員会の人たちが育てています。宮原さんは、委員会の時にバラの剪定をしたり、バラが弱った時の対応などを考えてくださったりしています。

さて、以前、卵の殻やバナナの皮などを混ぜて肥料を作る方法を教えていただきました。その方法を教えてくださったのも、実は、この宮原さんでした。今回は、その肥料を入れた花壇に植えたパンジー、スィートピー、アブラナの様子を見てくださいました。順調に育っている反面、「雑草などを取り除かないといけないね。」と一緒に花壇を見て、作業しながらアドバイスをいただきました。

また、今回は、お花の楽しみ方も紹介してくださいました。ヨーロッパなどでは、冬の時期が長い地域もあり、それでも花を楽しみたいと考えた先人たちは、花の絵を壁に飾ったり、花柄のテーブルクロスや壁紙などを使ったりする文化が広まったそうです。子どもたちも、家の中で、本物のお花を玄関やテーブル、テレビの台などに飾っている話や、家具の中にも花柄があるよ!と自分たちの生活と重ねていました。学年フロアのなかよしフロアには、ペーパーウェイトなど宮原さんが紹介してくださった本を置いています。

最後に、咲いた後のお花の楽しみ方として、ドライフラワーやポプリという活用方法を教えていただきました。宮原さんがご自宅で作ったユーカリの葉を乾燥させたものを持って来てくださり、子どもたちに少し分けてくださいました。もらった葉を嗅いでみるといい香り。その後、葉を細かく砕いてみると香りが変化して、よりスゥーっとした香りが広がりました。この香りは、集中するのによい香りだそうで、この香りを嗅いで勉強頑張ってね!と宮原さん。この後の計算問題の前に、ちょっと嗅いでからしよう!と意気込む子どもたちがとってもかわいらしかったです。