11月10日(金)

今日の給食に、鴨居産のだいこんをけんちん汁に使いました。

地産地消月間の取組として、JAから直接納品していただきました。

とても立派な大根で、おいしかったです。

今日のけんちん汁は、だしがいつもと違うよ、と子どもたちにはなげかけ、特に家庭科でだしの勉強をした5年生には「なんのだしか、考えてみてね」と話しました。

けんちん汁は精進料理として、鎌倉の建長寺で作られた汁物で、神奈川県の郷土料理の1つです。精進料理なので、昆布でだしをとることが正しい作り方となります。今日は、昆布でだしをとり、すっきりとしたけんちん汁になりました。

「いつもと違う味がする」「これは煮干しかな?」「昆布かな?」と味わいながら飲んでいる子どもたちがたくさんいて、教科での学びが深まっていることを感じました。味わって食べることで、味覚も発達します。ぜひ、ご家庭でも日本特有のうまみである「だし」について話してみてください。