舞岡の魅力

副校長   勝村 佑輔  

梅雨の晴れ間に差し込む夏の日差しが、子どもたちの笑顔をより一層輝かせる季節となりました。早いもので、私が舞岡小学校に着任してから3か月が経とうとしています。この3か月の間に沢山の舞岡の魅力に気づくことができました。着任してすぐに気づいたこと、3か月たって実感できたこと等様々ですが、まだ舞岡に馴染み切っていない今だからこそお伝えできる舞岡の魅力をお伝えしたいと思います。

まず最初に私が初めて舞岡小学校に訪問して気が付いたことは、自然がとても豊かであることです。学校の周りには田や畑、森もあり目の前には川もあって、子どもたちが自然と親しみ深く学ぶことができる環境だと思いました。先日、スクールゾーン対策協議会の学区の視察をしているときにリスに出会いました。また、先日の1年生生活科での川遊びでは、生き物を発見している児童もいたようで、特に季節ごとに自然の様子を学習する3年生の理科においてはとてもよい環境だと思います。

また、舞岡小学校の校舎に入って気が付いたことは、校舎内が明るくて広々しているということです。私がこれまで勤務してきた学校と比較すると、残念ながら校庭は狭いと言わざるを得ませんが、その分校舎内は明るくて広々していて、子どもたちにとってはとてもよい環境だと思います。校舎内が暗いと、子どもたちの気持ちも暗く沈みがちですが、中庭があり校舎にガラスを多く使っているのでいつも明るくて、子どもたちも明るく元気な気持ちになれることが多いと思います。

次に気づいたことは、地域の方の協力がとても素晴らしいことです。学校にご協力いただけることもそうですが、地域の方同士の協力がとても充実していると感じています。5月の「鯉のぼりフェスタ」では、準備からとても多くの方が参加して川の上に鯉のぼりを飾り、その数とその壮大さにとても驚かされました。当日も多くの方が参加して盛り上がっていたので、地域の方の力を大いに感じることができました。また、その会場であった遊水地公園を常にきれいな花で飾ってくださり、さらに学校の入り口や中まで花いっぱいにしてくださって、子どもたちと一緒に花を植える活動もしてくださっているので、まさに地域に支えられている学校なんだなと思いました。

最後に、舞岡小学校の子どもたちについてです。先日、4年生と一緒に「日本丸宿泊体験学習」に行ってきました。1泊2日の中で子どもたちは様々な訓練を体験するのですが、皆がとても一生懸命取り組んでいました。中には、船のへさきまで行く訓練で怖くて諦めそうになる児童もいましたが、諦めずに最後までやり抜くことができました。舞岡小の子どもたちは素直で一生懸命な子が多いと思います。その要因の一つとして、この素晴らしい舞岡の環境で育ってきたことがあると思います。これからも、この魅力のある舞岡の環境の中で、「見つめ、認め、ともに生きる」という学校教育目標に向かって子どもたちを導き支えていくことができるように、職員一同取り組んでまいります。今後ともご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。