見つめよう

校  長   田中 秋人  

春の暖かさが感じられる季節となり、新年度が始まりました。教職員一同、子どもたちとの出会いやこれから過ごす日々に胸を躍らせています。きっと新しいクラスメートや先生方との出会いに子どもたちもドキドキ、ワクワクしていることと思います。ちょっと不安を感じている子もいることでしょう。どの子も安心して学校生活を過ごせるように、子ども一人ひとりの気持ちを大切にし、寄り添いながら日々の学校生活を過ごせるようにしていきます。

本校では、令和6年度の3月に60名が卒業し、令和7年度に新たに54名の新1年生が入学しました。今年度は、全校児童374名です。学級数は、個別支援級3学級、1、2、4、6年生が2学級、3、5年生が3学級の計17学級となります。学級数は大きくは変わらず落ち着いた雰囲気の中で令和7年度の舞岡小学校が動き始めました。

さて、私が舞岡小学校に着任して4回目の春を迎えようしています。着任したときに入学した1年も4年生になりました。子どもの日々の成長にうれしさを感じつつ、時の経つはやさに少々戸惑いも感じいています。この3年間を振り返ってみると舞岡川をはじめとする豊かな自然環境の中、温かな保護者地域の方のご協力のもと学校教育活動を進めてくることができました。子どもたちも保護者や地域の方々に見守られていることを感じながら日々の学校世地活を過ごしています。4年目を迎えるにあたり、学校教育目標の「見つめ、認め、ともに生きる」を実現するために教職員と、どのような教育活動を行うことが学校教育目標にかかげている子どもの育成につながるのかを話をしました。その中で、舞岡小学校として行っている教育活動の一つひとつがどのような子どもの育成つながっているのか、またなんのために行っているのかを今一度と教職員が意識していく必要性があることを感じました。そこで、今年は「見つめよう」をキーワードとして学校教育活動の意味をしっかりと確認しながら進めていきたいと強く感じました。子どもたちの今の姿や成長した後の姿、 保護者の方々の考え、地域の皆様との関り方、そして教職員の働き方、それらを見つめて、学校教育現場において子どもの健全な育成のためには何が必要なのかを考え、日々の教育活動を実践していきます。

子どもを舞岡小学校の中心に置き、学校、保護者、地域のそれぞれの立場から子どもを見つめていき、よりよいかかわり方を考えていきたいと思います。子どもの未来を明るくするためにも保護者の皆様、地域の皆様と協力し、舞岡小学校職員一同、目標実現のためがんばってまいります。令和7年度もどうぞご支援、ご協力をお願い申し上げます。