6月18日(月)~19日(火)、5年生が野島宿泊体験学習に行ってきました。天気が心配されましたが、計画していたプログラムをすべて行うことが出来ました。子どもたちは、2日間を通して常に立派な態度で臨んでいました。話を聞く姿勢も素晴らしいです。

 

 最初の活動は「カニ釣り」と「筏作り」です。カニ釣りでは「割りばし・凧糸・さきいか」という簡単な仕掛けでチャレンジです。カニもたくさん生息していて、すぐに餌に反応します。子どもたちはたくさん釣り上げ、そのたびに歓喜の声が上がります。それ以上に「あ~逃げられた!」の声が多かったのも事実ですが。

 
 

 筏作りではロープを縛るのに苦労していました。縛っていく順序を考えないと苦労が倍増します。やっと完成した筏に満足気な顔の子どもたち。パドルの使い方のレクチャーを受けて、いざ水の中へ! みんなパドルの使い方が上手で、どんどん前に進んでいきます。カニ釣りも筏作りも夢中に活動していました。

 
 

 1日目午後のプログラムは、野島名物の「野島カリー作り」です。家庭科の学習は5年で始まったばかりで、十分な調理実習の経験はありません。慎重に安全に活動を始めました。子どもたちは役割をしっかり分担し、協力してチームワークで調理していきます。家で料理の手伝いをしているのでしょう。包丁を手慣れた手つきで扱い、上手に野菜を切っている子が多いのに驚きました。出来上がったカレーは、食材・量・調理器具が同じにもかかわらず、グループごとに味が違うのも不思議です。

 
 

 夕食後の夜のプログラムはキャンプファイヤーです。これも子どもたちが楽しみにしていた活動です。キャンプファイヤー実行委員を中心にとても盛り上がりました。実行委員は直前にも最終リハーサル・打合せを行いました。雨が心配されましたが、外で決行と判断して始めました。みんなの願いが火の神に通じ、キャンプファイヤーの間は雨が降りませんでした。

 

 二日目のプログラムは「フォトラリー」です。二日目は快晴で、夏の日差しが照りつけ暑い日になりました。そんな中、子どもたちは野島公園の中をグループで元気に回りました。「石段は何段?」のクイズに「数えながら上るぞ~」と階段を駆け上がり、「カナヘビがいる~」と自然の生き物にも夢中でした。

 
 

 とても充実した二日間になりました。準備の段階からご協力ありがとうございました。子どもたちは二日間で成長し、この経験を今後の学校生活でも活かしていくことでしょう。