令和6年度 学校だより 1月号
令和6年度 1月号
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「サザエさん」も55周年
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毎週日曜日の18時30分~19時に放送されている「サザエさん」ですが、「サザエさん」のテレビ放送は、1969年(昭和44年)10月5日に始まり、本校と同じく、今年で55周年を迎えます。特番で知り、久しぶりに「サザエさん」を視ました。相変わらずの、サザエさんの笑い声や愉快な一家の姿が心を和ませてくれました。
「サザエさん」を視るとちょっと憂鬱になるという人が一定数いて、特に若い世代が多いというデータがでています。休日の終わりに差し掛かり、「明日は仕事かぁ・・・・。」という思いが浮かぶのだとか。きっと誰しも同じように思ったことがあることでしょう。このことを「サザエさん症候群」といいます。「サザエさん」の放送時間は、放送開始から55年間変わっていないので言葉が定着しました。
本校では、毎日、笑顔で元気に登校してほしいとの願いから「子どもたちにとって笑顔があふれ、毎日来たくなる学校づくり」を目指しています。「『We Love 小雀』の合言葉のもと、地域の材を活かした授業づくり」、「その子なりの学習の仕方を身に付け、誰もが楽しく分かりやすい授業づくり」、「自分の考えを伝える力の育成」、「全ての児童が安心できる学級経営」、「いじめの未然防止や早期発見」などに取り組んでいます。
特に力を入れているのが「心理的安全性」です。心理的安全性が、子どもたちの「チームとしての成長」を支えます。「子どもたちが精神的、情緒的に安定している」ことがよい学びの土台だからです。具体的には、人の話を聞くことができる、自分の考えがはっきり言える、人の心の痛みが分かる、分からないことを聞き合える、悩みや困ったことがあれば話し合える、一人ひとりが安心できる居場所があるなど、どの学級でも取り組んでいます。
また、子どもたちの悩みや困ったことを積極的にキャッチできるように努めています。子どもと担任が1対1で話をする「教育相談」を年3回行ったり、子どもの思いを客観的に捉えられる「Y-P アセスメント」を年3回行ったり、いじめの実態を捉えられる「いじめアンケート」などを計画的に行ったりしています。個人面談は、春と秋の年2回とし、学校での様子を伝えるとともに、お子さんについて、ご心配なことを聞くようにしています。担任だけでなく支援専任、学校カウンセラー等も対応させていただきますので、気兼ねなくご相談ください。
「明日は学校かぁ・・・。」と子どもがつぶやくことがあるかもしれません。大人だってそうなのですから、子どもも時にはそんな気分になるのは当たり前。大事なのは、「共感すること」だそうです。「仕事行きたくない。」「わかる~仕事行きたくないよね~。」って共感されるだけで、大人も自分だけじゃないとどこかほっとするもの。まずは、共感し、「登校したら面白そう」と思えることにつなげられるとよいとのこと。好きな授業、好きな給食メニュー、好きなイベントなど、好きなものが共有できたら「明日の給食カレーだね!」「明日こそは植えたアサガオ咲いてるかな~?」といったわくわく
する気づきにつなげられると気持ちも自然と上がってきます。
「子どもたちにとって笑顔あふれ、毎日来たくなる学校づくり」に
ご協力をよろしくお願いします。
1月号の詳細は、すぐーるで配信しております。
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