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横浜版SGH国内グローバルリーダー研修in広島-2日目-

 

今日は一日、NisaさんとNawrasさんという外国人ガイドさんと広島の街を散策し「平和学習」をする、そしてコミュ二ケーション言語は全て英語、という英語イマ―ジョンの日です。私たちは2班に分かれて、Nisaさん、Nawrasさんと一緒にいざ広島の街へ。まず、比治山の山頂にある「放射線影響研究所」という施設を訪ね、アメリカ人の広報室長である、Jeffrey Hart氏より、被爆後の広島市内外の放射能による影響、被害等々から放射能そのものによる影響、数値の考え方等レクチャーがありました。活発な質疑応答もあり、大変有意義な講義であり、貴重な時間を共有させていただきました。

その後、市内を走るバスや路面電車を乗り継ぎ、原爆資料館が校内に併設されている、本川小学校、袋町小学校へ。今も残る原爆の爪痕を後世に継承していくための貴重な歴史的構造物や資料が手厚く保存され、原爆で無念にも亡くなった方々、被爆し生き地獄の中を必死に生きた方々の、確かな命の証として、これほどまでに心に響いたものはありませんでした。

平和記念公園まで徒歩で行き、原爆ドームを目の当たりにし、改めて平和の尊さを実感するとともに、自分たちがこれからのグローバルリーダーとして何ができるのかを考えさせられました。残念ながら、平和記念資料館はちょうど私たちが訪れていた14日~16日の3日間、リニューアルに向けて閉館だったため、館内に入場することはできませんでしたが、原爆・被爆の実相を肌で感じ、その筆舌に尽くしがたい悲惨さを思うとき、ただただ平和の尊さが心に刻まれるだけでした。昼食は、皆で本場のインド料理を堪能しました。お二人の外国人ガイドさんとも積極的に英語で話し、平和記念公園を練り歩き、午後は折り鶴・「原爆の子」の像へ行き、公園の、毎年8月6日に開催される原爆死没者追悼記念式が行われる場所で、ガイドさんお二人ともここでお別れし、生徒たちからカードを添えて感謝の気持ちを述べました。Nisaさん、Nawrasさん、ありがとうございました。

その後、徒歩で、おむすびで有名な「むさし」というお店で夕食をとりました。クイズ大会をして場を和ませてくれた従業員の方、ありがとうございました。楽しかったです。ホテル到着後、広島大学、教育学部4年生の教員志望の4人の学生さんたちと交流し、どのような教員になりたいか、どんな教員は嫌われるかなどなど、楽しい話が盛りだくさんで、とってもいい勉強になりました。