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69期TRY&ACT企業講座② その2

  

1112()に行われた69TRY&ACT企業講座の報告の続きです。

⑤花王株式会社「こころ豊かな暮らしのために私たちができること」

こころ豊かな暮らしのためにということでいろいろな視点で話をしていただきました。「きれい」と聞いて思い浮かぶものなどを話し合ったり、エコやエシカル商品を研究・開発してみるなど、高校一年生らしい発想で多くの意見が出ました。新しいものを作るグループや今ある製品をよりよく改良するためのプランなど、グループで意見をし、発表をしました。花王の皆さんもとても好感触で、みんなにとって、とても充実した時間でした。

 (生徒からの声)

 チームでエシカル商品について調べ、私たちはエシカルコスメについて調べました。その中で、この企業や商品はこういう取り組みをしていたんだなと初めて知ったり、エシカルの定義など、新しいことについて知ることができました。エシカルコスメは、肌にも環境にも良く、今まで使ったことがなかったけどとても興味を持ちました。割引もあることを知ったので自分も試してみたいと思います。そして友達や周りの人に使った感想などを伝えて知名度を上げたいと思います。

※花王さんのFacebookにも投稿していただけたようです!

www.facebook.com/corp.kao/posts/pfbid02VfzsV2u7gfPmBs7jZ

itdL1zNUebvdXJoG4AQWn7WiPt1UuMrWTLJCTopLNDRvq8Xl

⑥株式会社京急百貨店「Let’s 企画会議!実現するかも?!みんなで『SDGsフェア』の企画を考えよう!」

 京急百貨店で行うSDGs企画を皆で考えました。グループに分かれ、できるだけ沢山の企画(名)を考えようというものでした。生徒たちは夢中になってアイディアを出し合い、斬新でユニークなアイディアが沢山出て、大いに盛り上がりました。また、ペットボトルで作ったランタンのデザイン画を描き、暗くなった部屋に映し出すことで、幻想的な世界を味わうことができました。

 (生徒からの声)

 企業というと、利益を高めるための活動がほとんどであるように感じていたけれど、地域の人々を支え、支えられるような関係を維持するためにも、取り組みが行われているのだと学びました。特に、親子で楽しみながら学んでいくことのできるワークショップは、子どもの将来の考え方にも影響してくる大切な取り組みだと感じ、社会に貢献することも企業の役割の一つなのだと知りました。

 

⑦大東建託グループ「社会課題を解決する『賃貸住宅』とは?」」

まずは事業の紹介から始まり、賃貸住宅を建てる意味の説明を受けました。また企業としてSDGsへどのような形で取り組んでいるか、どんな商品を開発しているかについて話していただきました。その後のグループワークでは、住宅の外観・内部の写真を元に、より良い家にするためのアイディアを出し合い、発表しました。奇抜な発想も出ましたが、以外にも既に実現されているものもあり、生徒たちも驚いていました。

(生徒からの声)

 社会問題の解決を賃貸という観点で考えるなかでもうすでにアイデアは出尽くしていると思っていましたが、まだやれることがあるのではないかと考えを改めることに繋がりました。自分自身が建築士になりたいと思っているので、将来設計をする上でどのようなスキルが必要なのか考える参考になりました。

※大東建託さんのHPにも投稿していただけたようです!

www.kentaku.co.jp/corporate/csr/topics/20221205_minamihs.html

MFMAJMeat Free Monday All Japan)「ますます広がるヴィーガン~その背景と展望(行政や政治の取り組みを中心に)~」

本日は、小城徳勇(こじょうのりお)さんにお越しいただきました。小城さんは内閣官房事務官として、公的なお立場でお仕事をされている一方で、ポールマッカートニーが英国で主催するミートフリーマンデーオールジャパン(MFMAJ)日本支部の事務局長としてもご活躍されています。本日の講演は、このMFMAJの活動を通して、気候変動を加速する原因となっている「工業型畜産」に関するお話や、省庁の「週一べジ」を導入・推進し、だれもが植物性の食事をしやすいべジインフラを日本に広める活動についても詳しくお話しくださいました。生徒たちも本日の講演を通じて、「多様性や選択肢の重要性」や日本が世界に発信するメッセージとして、また国益となる先を見据えた行動として、それを実現するだけでなく、着実にその活動を広めていらっしゃる熱い姿に感銘を受けていました。

 (生徒からの声)

 欧米では結構前からベジタリアン・ヴィーガンの食べ物を販売するレストランがあったと聞いて、日本の遅れがよく分かって印象的でした。また、ベジタリアンの食品として大豆ミートが強いイメージだったのですが、ベジタリアンの食事を提供しているお写真の中でケーキの写真もあったので、スイーツも再現できるのだと知り、甘いもの好きとして嬉しくなりました。

以上で全8講座の紹介は終了です。

 

ここで得た知識や経験を、早ければ1月の発表会で。そのあとでも2年次のT&Aや大学受験、就職の際に活かしてほしいと思っています。