「専科」「級外」という言葉を聞いたことがありますか。

「専門科目」「学級外」の略です。

小学校の科目は通常学級担任が指導しますが、いくつかの科目は専門の教員が指導します。

そして専門の教員は基本的に学級をもたない学級外の教員であることが多いです。

これは、学校によって違います。

中学・高校などでは、科目によって先生方が分かれています。

これは教員免許が科目によって出ているため、中学校国語の先生は社会を指導することができないのです。

 

新治小学校では、音楽(全学年)理科・図工(3年以上)家庭科(5・6年)が専科教員の指導になっています。

今日の2時間目に回っていると2年生が音楽。4年生が理科をしていました。

音楽では、自己紹介のあとリズム遊びを行っていました。手や体を使ってリズムを楽しんでいました。

その後、教員による「カップス」の披露があり、子どもたちは目をキラキラさせて見入っていました。

リズム遊びが音楽につながるのを体感的に理解できたようです。

理科では、校庭に出て植物探しをしていました。

年間を通して観察できる植物を探す、という課題です。

きれいな花に目がいきがちですが、さすが4年生。「これは1年間はないよね。」と、

冷静に判断し、自分の観察する植物を決めていました。これまでの生活体験を知識として獲得している様子が見られました。

担任以外にもいろいろな職員が関わって授業をしています。専科(学級外)の教員についても話題にしてもらえると嬉しいです。