コロナの影響で昨年度の今頃、学校は臨時休業でした。横浜市は先週から「蔓延防止等重点措置」の対象地域となり、東京などでは、3度目の「緊急事態宣言」が出されました。ワクチン接種が少しずつ進んでいるようですが、変異株などの発生もあり、いまだに感染者の数は減りません。そのような中で、学校にいる子どもたちは、コロナ禍のもとでの約束を守って、よく頑張っています。

今朝の朝会では、校長から、新しい年度が始まった今、子どもたちに改めて確認と2つのお願いをしました。

 

1つは、自分を大事にすること。

  感染症にかからないようにするには、いくつかの方法があります。

既に皆さんが取り組んでいるように、手を洗う、マスクをする、距離をとる、換気をする、具合がわるいときには無理せず学校を休んだりする。そして、何より早寝・早起き・食事をしっかりとるといった健康的な生活を送ることを心がけてください。

 

2つ目は、思いやりを忘れないこと

  新型コロナウイルスには誰もが感染する可能性があります。感染した人が悪いということではありません。感染した人や症状のある人を責めるのではなく、思いやりの気持ちを持ち、感染した人たちが早く治るように励まし、治って戻ってきたときには温かく迎えてください。もし自分が感染したり症状があったりしたら、友達にはどうしてほしいかということを考えて行動してほしいと思います。

コロナのことで、誰かが悲しい思いやつらい思いをするようなことがあってはなりません。そうしたことが、笠間小では絶対におきないようにみんなで思いやりの気持ちを忘れないようにしましょう。

 

<シトラスリボンプロジェクト>

新型コロナウイルスに感染した方や家族、医療従事者などへの差別をなくすための思いを広めようと、愛媛県から全国に広まっている取組です。愛媛県産の柑橘にちなみ、緑色の3つの輪でリボンをつくり、それをシンボルマークとしました。3つの輪には、コロナ禍での差別や偏見を無くし、地域・家庭・学校の3つの輪で頑張ろうという意味が込められているそうです。このシトラスリボンプロジェクトに賛同した、笠間小学校の保護者の方が、全校の子どもたちや教職員にと、手作りのシトラスリボンをプレゼントしてくださいました。本日、担任から子どもたちにこのリボンを配付しています。ご家庭でも、是非、話題にしてみてください。