令和6年度第5回卒業証書授与式が滞りなく開催することができました。

 定刻通り始まった式、入場してきた6年生はいつも以上に輝いていました。ゆっくりと歩く中にいろいろな思いがあったことでしょう。

 証書を手渡されたとき、しっかりと両手で受け止めている様子がとても印象的でした。6年生は証書を渡されると卒業生になります。どんな思いで受け取っていたのでしょうか。

 校長先生の話、来賓代表の話、来賓紹介を経て門出の言葉。在校生と卒業生が向かい合い、「上笹を任せたよ!」のバトンを受け渡すようなひと時でした。6年生は思い出やこれからについて、5年生は6年生から受け継いだことを大事にすることを呼びかけしました。その声はきっと体育館に参加している全員に響き渡っていたことだと思います。また、歌では、迫力があり感動して涙を流す方もいました。

 感動の余韻を残しながらの閉式の言葉と卒業生退場、一歩一歩前へ進み体育館を退場する子どもたち。きっと未来に進む姿を考え、胸がいっぱいになりながらの退場だったと思います。卒業生の担任には花束が手渡されました。5年生も在校生代表として最初から最後まで立派に卒業生を見届けていました。来年度の6年生の活躍がとても楽しみです。

 地域の皆様、保護者の皆様、卒業生をここまで立派に育てていただきありがとうございました。中学生になっても子どもたちのことをよろしくお願いいたします。