更新情報
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教室から子どもたちの笑い声が…。そっと入ってみると、『単位』について学んでいる様子。「折り紙は1枚、2枚…って数えていくけど、林檎も1枚、2枚って数えるのかな?」との問いに対して、「それだと、林檎がぺらぺらした紙みたい。」と笑っていたようです。「林檎は1個、2個…って数えるよ。」と子どもたちが答えると、「じゃあ、鉛筆は?」「本は?」「車は?」…と様々なものが提示されます。子どもたちは、すかさず「本」「冊」「台」…と答えながら、日本語には様々なものの数え方である単位があることを学んでいました。ロケットは1台、2台…と数えることを知った子が、「車も1台、2台…って数えていたから、機械みたいなものは台って数えるんじゃないかな。」と呟いていました。感性が素敵ですね。他にはどんなものの数え方(単位)があるか、ぜひこの週末にお子さんと探してみてください。
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小学校最後の木版画に取り組む子どもたち。一人一人の思い出のワンシーンを版画に仕上げていくために、下絵・彫り・刷り・着色の作業工程があります。本日は、彫り・刷り・着色を頑張っていました。これまでに学んだことを活かし、「うーん、この部分はぼかしたいから、平刀かな。」と、自分の思いに合った作品にするために彫刻刀の選択に迷う姿も。また、彫る方向にも注意し、あえて彫り残しを作る子も。インクをつけて版画用紙に刷る際の表情は真剣でした。そして、刷った用紙の裏側の着色では、何度も表側をめくって絵の具のうつり具合を確認しながら作業していました。試行錯誤しながら版での表現を楽しみ、造形的な特徴を感じ取ってほしいものですね。
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火曜日の委員会活動の時間に『ツルコザクラ』の種まきをしました。今年の春に咲き終わったツルコザクラから採取した種のため、子どもたちも少々感慨深げの様子。環境レンジャーの方に教えていただきながら、ふわふわになった土に種まきする表情が微笑ましいですね。水をあげたり、生長の様子を毎日観察したりしながら、多くの?や!を見つけてほしいと願っています。環境レンジャーの方からは、「ついに、ツルコザクラの栽培が2年目を迎えて嬉しい。去年以上にきれいな花を咲かせてほしい。」との声。こうして、地域の方々と協働する姿は、『ひ・が・し・な』の『ひ』につながりますね。
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先週、子どもたちから招待状が届いたので、教室に行ってみると…。教室がミニコンサート会場に早変わり。「虫の声が種類によって違うように歌うので、ぜひ聞いてください。」と、力強い言葉からスタートしました。マツムシの♪チンチロリンは元気に、スズムシの♪リーンリンは優しく、コオロギの♪キーリキリはリズム良く、クツワムシの♪ガチャガチャはとても元気に、ウマオイの♪スイッチョンは楽しそうに歌い分けていて、大変素敵な歌声。地声ではなく、虫になった気持ちで美しい音色が教室に響き渡りました。ありがとう。次は、どんな歌を聞かせてくれるのか、今から待ち遠しいです。
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本日で前期終了。テレビ放送で実施した期分式では、スライドショーで前期の様子を振り返りました。がんばった・できるようになった・達成した等の “手応え” がある点、そして、もう少しでできそう・達成できなかった等の “心残り” がある点の両面について、丁寧にふり返ることが大切ですね。
ここで、児童代表の2人が読んだ作文の一部を紹介します。
4組…「前期にがんばったことは、理科の実験、水泳学習、裁縫。…裁縫では、玉止めや玉結びができるようになって嬉しかった。後期は、御殿場宿泊学習をがんばりたい。みんなでキャンプファイヤーをしたい。…」
4年生…「特にがんばったことは、ヒガシナタイム。ぼくたちのクラスでは『ヒガシナクリーンUP』の活動をしている。…6月から新しいごみステーションになり、ぼくたちのクラスでは毎日ごみステーションに立って、技術員さんに教わりながら分別の間違いがないかどうか見ている。…学校のみんなの分別への意識が上がってきていると感じる。…後期は、学校やまちをきれいにする活動を友達と協力してがんばっていきたい。…」
いずれの作文からも、“ひ・が・し・な” が感じられますね。校歌を元気に歌う姿もすてきです。
それぞれのクラスでは、子どもたち一人一人に「あゆみ」を渡しました。初めてもらう1年生は、少し緊張気味の様子でした。ぜひ、ご家庭でも子どもたちの半年間の成長を喜び合える時間を過ごしてほしいと願っています。
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「校長先生も見に来るの?」「いっぱい練習したから大丈夫。」など、登校時の正門で出会った子どもたちの声は様々。4組は、『小さな世界』の3部構成(斉唱・合奏・英語で斉唱)でした。合奏では他のパートの音をよく聞いて演奏する姿が素敵でしたね。年間を通して交流している特別支援学校の子も一緒に演奏しました。最後のポーズもバッチリ。1年生は、替え歌からスタート。手話付きの歌は、歌声と動作がぴったり合っていて、立派に成長した姿を見せてくれました。“友達になるために人は出会うんだ 誰かを傷つけても幸せにはなれない”という歌詞の部分がとくに素晴らしかったですね。6年生は『情熱大陸』の合奏。「速さが変わるところに注目してほしい。」と意気込みを述べて演奏開始。楽器の種類も多くリズムを合わせることが難しかったと思いますが、さすが最高学年です。力強い演奏が体育館に響き渡っていました。全員合唱では、体を揺らしながら『世界がひとつになるまで』を歌う低学年の子どもたちも見られ、微笑ましかったです。
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午前中は、みなとみらい技術館の見学。宇宙ゾーンでは、ロケット開発などの技術を紹介する展示や映像に興味津々。開発に何年もかかるロケットが打ち上げ後わずか30分でその役目を終えることを知り、「ちょっとかわいそう。」との声。海ゾーンでは、深海潜水調査船を操作するゲームやオリジナル深海生物を作るコーナーが大人気でした。午後は、みなとみらいホールでオーケストラの生演奏を堪能。身を乗り出したり、指揮者の真似をしたりしながら、楽器の響きや美しい旋律を体全体で感じ取る姿が印象的でした。鑑賞後に聞いてみると、「くるみ割り人形(花のワルツ)は、休み時間が終わる時に流れる曲だけど、全部聞いたのは初めて。印象が変わった。ハープの音がきれいだった。」「威風堂々はオーケストラの迫力が違った。」「パイプオルガンの低音は体が響く感じがした。演奏してみたい。」と様々。ここで、クイズです。配置がカモメのデザインになっているパイプオルガンには、ルーシーという名前がついています。では、ルーシーにはパイプが何本あるでしょうか? (1)76本 (2)2222本 (3)4632本 正解は、お子さんに聞いてみてください。
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昨日の朝会で、『中秋の名月』について話をしました。古より “月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月”と歌に詠まれてきた中秋の名月。毎月のように月を見るけれども、名月を見るには今月の月が一番だという意味であることを伝えました。また、日本では ‘餅つきをするウサギ’ に見える模様は、南ヨーロッパでは ‘カニ’ 、北ヨーロッパでは ‘本を読むおばあさん’ 、南アメリカでは ‘ワニ・ロバ’ など、様々な見方があることを紹介。校内ですれ違った子どもたちは、「昨日は雲に隠れちゃって少ししか見えなかったから、今日見てみる。」と話していました。給食も行事食。月見汁に入っていた団子を嬉しそうに食べる子どもたちが微笑ましかったです。本日は十六夜の月ですが、月を見ることはできるでしょうか。家族みんなで、中秋の名月を眺めながら月見団子を頬張り、ゆったりとした時間を過ごしてみてください。
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3組の子どもたちが校長室にやって来ました。「クラスのみんなで大きさや育つまでの期間を調べ、ハツカダイコン・カブ・コマツナの3つに絞ったので、種と肥料が欲しいです。」とのこと。栽培予定の場所の広さについても計測していて、子どもたちのやる気を感じました。その後、教室に出向き、種まきや3本の畝のどの場所で育てるべきかについて一緒に考えました。南側は太陽の光が当たるけど、北側は当たりにくいから、南側の畝はハツカダイコンを育てた方が良いということに。また、「ぼくの」おじいちゃんは野菜を育てているから、話を聞くことができるかもしれない。」という声も上がってきたのです。面白くなってきましたね。引き続き、子どもたちが本気になって試行錯誤しながら、『ひ・が・し・な』の姿に迫ってほしいと願っています。
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校庭・学級園・正門付近など、学校の様々な場所で見つけた虫に着目し、一人一人の情報を集めた『ムシムシマップ』を作ってみました。虫の種類によって色が違うため、遠くからでも虫がたくさん見られた場所や種類が可視化されました。「ひがしな広場は、トンボが多いみたい。」「学年園にはカ・チョウ・ハチ・クモ・アリ・ダンゴムシなどの虫がたくさんいるんだ。」等、多くの発見がありました。そこで、子どもたちに考えられそうな理由を聞いてみたところ、「ひがしな広場には池があるから、トンボの赤ちゃんのヤゴの “すみか” になっていると思う。」「ということは、“卵を産む” ために池に来ているんだよ。」「草もいっぱい生えているから、草に集まる虫をトンボが “えさ” として食べているんじゃないかな。」と、面白い考えが出てきました。他には、“隠れ家” という考えも。虫の生態を比較しながら考察する力が素敵ですね。