学校長あいさつ

校長 伊藤 正俊

 

 令和8年度がスタートしました。ご入学・ご進学・ご進級を迎えられた皆さん、誠におめでとうございます。

本年度は、幼稚部2名、小学部2名、中学部5名、高等部普通科7名、同専攻科9名の新入生を迎え、全校幼児児童生徒82名での新たなスタートとなりました。

 本校は、視覚に障害のある幼児児童生徒一人ひとりが、安心して学び、自分らしく成長できるように学校教育目標として、 

〇自ら学び、自ら考え行動し、問題を解決する力を育てます

〇自ら、心と体をすこやかにはぐくもうとする意欲を育てます

〇互いの生き方と考え方を尊重し、主体的に社会参加する力を育てます

〇障害を理解し、自分の良さや可能性をより高めようとする意欲を育てます

を掲げ、その具現化に取り組んでいます。

 本校では、点字や拡大文字、音声教材、ICT機器等を活用した学習をはじめ、歩行訓練や日常生活指導、職業に関する学習など、視覚障害の特性に応じた専門的な教育を行っています。少人数の学級編成を生かし、幼児児童生徒一人ひとりの見え方や発達段階、将来の姿を見据えたきめ細かな指導を大切にしています。

 また、仲間とともに学び合う授業や、行事・交流活動を通して、人との関わりの中で自分の思いを伝える力や、他者の思いを受け止める力を育てています。実際に「触れる」「聴く」「体験する」ことを重視した学びを通して、社会とつながる喜びや、自立に向かう意欲を育んでいきたいと考えています。

 新しい学校生活に不安や戸惑いを感じることもあるかと思いますが、一人ひとりのペースを尊重し、安心して挑戦できる環境づくりを進めてまいります。自分の良さに気付き、自信をもって次の一歩を踏み出せるよう、教職員一同、心を合わせて支援してまいります。

 保護者・ご家族の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様には、日頃より本校の教育活動に温かいご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。子どもたちの学びと成長は、学校と家庭、地域、関係機関が連携することで、より豊かなものになります。今後とも、本校教育へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。