図書ボランティア交流会

 本日、10時からすすき野コミュニティハウスにおいて【第七回図書ボランティア交流会】が開催されました。すすき野中学の図書ボランティアが主体となり、近隣小中学校の図書ボランティアの方々との交流を図る会です。

 今回は、特別ゲストとして[おとな絵本プロジェクト]という大人が絵本を読みあうコミュニティ主宰のドンハマ★さんをお招きしました。大人をハッピーにする読み聞かせとは?どんなお話が飛び出すのか?!興味を持った方が多かったようで今年はすすき野校区以外の地区からも多数参加してくださいました。

 まずは自己紹介です。今年読んだ本の中で気になる一冊を持ってきていただき、その本とともに自分のことを紹介していただきました。絵本あり、小説あり、解説書あり、エッセイあり、幼稚園の先生との交換ノートを持ってきてくださった方もいて、楽しい自己紹介となりました。

ドンハマさん

 ▲ドンハマさんの読み聞かせ

 そして、後半はドンハマ★さんのお時間です。

 【おとな絵本プロジェクト】の解説と、ご自分が絵本の読み聞かせに携わるようになったきっかけをユーモアを交えながらお話してくださいました。次に、場所を読

み聞かせブースに移して皆さんでドンハマ★さんの絵本を楽しみました。ドンハマ★さんは、ネクタイを外しキラキラの蝶ネクタイに前掛けをして読み聞かせスタイルになってくださいました。【参加型】と呼ばれる読み聞かせスタイルを披露してくださり、私たちも一緒になって声を出し、笑い、どんどんドンハマ★さんの世界に入っていきます。関西出身のドンハマ★さんなので、関西弁の絵本をリクエストしたところ読んでくださいました。そして、方言絵本を読むときのアドバイスもいただきました。心の方向性をいつも聞いている側に向けるというお話には感銘を受けました。

 図書ボランティア交流会

 【デュエット読み】という二人で二冊読むというスタイルも教えていただきました。今日参加している皆さんの中から2人選ばれ、その場で読んでいくのですが2人の個性が出て面白かったです。最後には校長先生とお二人一冊の本を読んでくださいました。突然、指名された校長先生は戸惑っていましたがお二人とも息がぴったりでした。

 交流会終了後には、皆さんドンハマ★さんのお持ちになった本をメモしたり、質問したりと遅くまで残っておられました。

 遠方から多くの絵本を持ってすすき野中学校までいらしていただいたドンハマ★さん、短い時間でしたが有意義なお話をありがとうございました。参加者の皆さん、ハッピーな気分で帰途に就いたと思います。

 小中学校の図書ボランティアの皆さん・学校司書の方、すすき野中学校までお越しいただきありがとうございました。皆さんの学校での活動に際してのヒントになったでしょうか。

 

 最後になりますが、交流会の企画・準備をしてくださったすすき野中学校図書ボランティアの皆さんありがとうございました。

 

(文責:学校司書)