卒業式も終わり、静かな一週間が始まりました。三年生のいない校舎はなんだか寂しげですが…。卒業前に三年生代表が全校集会で在校生に語ってくれた贈る言葉を紹介します。

 全校アート

 ~後輩のみなさんへ~

  私たちは3年間、『136のPeace』という学年目標を掲げ学校生活を送ってきました。この、『136のPeace』には、「平和」、「和合」、「パズルのピース」の3つの意味があります。また、一人一人の違いを認め合い、誰一人として欠けることなく平和に過ごせますようにという願いが込められています。今から私たちがこの3年間で大切だと思ったことについて記したいと思います。

 まず、「何事にも一生懸命取り組むこと!」です。そうすることでいろいろなものを得ることができます。私たちの学年は、毎年お楽しみ会でダンスをし、体育大会では、クラスコールをしてきました。どちらもクラスが一丸となって一生懸命取り組んだことによって、仲間との絆を深めることができました。合唱コンクールでは、3年間、各クラスが一生懸命取り組んだことで、三年生の時には、混成四部という質の高い合唱をすることができました。

 次に「行事は、学年で楽しむこと!」です。体育大会や合唱コンクールは、クラス対抗です。私たちの学年は勝敗にこだわるあまり、学年内にわだかまりが起きてしまうことがしばしばありました。

また、「ルールを守ること」も行動をみんなで楽しむ上で大切なことに気づきました。一人一人がルールを守り、相手の気持ちを考えれば、必然的に全員が楽しめる行事になると思います。

 最後に「毎時間の授業を大切にすること」です。毎時間の授業の積重ねが、受験にも多きく影響してきます。また、部活を引退した後、本格的な受験勉強への切り替えも大切です。ぜひ、悔いの残らないよう、学校生活を送ってください。 

 勉強、部活、そして行事など全てに一生懸命取り組めば、充実した学校生活送れます。卒業式の日に「この学年でよかった!」「すすき野中学校で学べてよかった!」と全員が思えるよう、残りの学校生活を有意義に過ごしてください。みなさんの活躍を祈っています。

   (3学年代表 N.S)