10月24日~27日に三年生が関西方面研修旅行に行ってきました。

早朝の新横浜に集合したら、広島へ新幹線で3時間の旅。さらに広島の路面電車に乗り継いで平和記念公園に到着です。被爆体験についてお話をしていただいてから、資料館の見学、さらに公園付近の碑めぐりを経験し、科学技術を正しく活用することの大切さを学びました。二日目は倉敷に移動し、倉敷天城中との交流です。研究発表を両校ともに一生懸命に行い、アドバイスをし合う姿が見られました。倉敷天城中の発表は、ポスターの図や表を効果的に使用しながらも、楽しそうに研究について語る姿が見られ、サイエンス生にとっても今後のSSの研究の刺激になったのではないでしょうか。三日目は新幹線で京都入りです。三日目、四日目に行われたフィールドワークでは、目的や仮説に基づいて行き先が検討されており、カメラマンの方も知らないような見学先がたくさんありました。今までインターネットや教科書で見ていたものを自分の目で見て、驚きや感動がたくさん得られたと振り返りに書いている人も多々見られました。
「日本を知る」をテーマとして設けられている関西方面研修旅行は、古代日本の歴史や町づくりの跡が見られる京都・奈良、戦前の日本の町づくりが色濃く残る倉敷、科学技術の結果と戦後の町づくりが見られる広島、と盛りだくさんの研修です。日本の歴史と文化を目の当たりにする「ほんもの体験」になりました。