中学2年生の幾何では、「平行四辺形」について学習しています。小学生のときからなじみのある図形ですが、「平行四辺形の性質としてどんなものがあるだろう?」の問いに各自が考え、全体共有を行いました。そこからは生徒どうしのやりとりの始まりです。話し合いの司会も生徒です。「この性質とあの性質って同じことじゃない?」「この性質があって初めてこの性質が言えるから、まずはこっちが大事なんじゃないかな…」など、「なんとなく並んだもの」を「具体的かつ分かりやすく整理すること」を求めて自分たちで話し合いました。言い方がひとつ違うだけで、物事の伝わりやすさが変わります。また、他人の見方や考え方を聞く・知ることで新たな発見があるはずです。みんなで学ぶって楽しいですね。