特色ある教育活動

サタデー サイエンス

 毎月1回程度土曜日を中心として、1年次を対象に科学技術顧問の先生方や研究者の方にサイエンスに関しての講演をしていただく「サタデーサイエンス」を開催しています。実験をしたり、企業を訪問させていただくイベントもあります。 

 

○藤嶋昭先生特別講演

本校スーパーアドバイザー藤嶋昭先生(東京大学特別栄誉教授、東京理科大学栄誉教授)の特別講演で、テーマは「先人に学び、世の中に貢献できる研究をしよう」というものでした。 藤嶋先生は光触媒研究の第一人者であり、その研究が認められるまでに苦心したことや、様々な分野への応用例をご紹介くださいました。最後の質疑応答では、質問したい生徒たちの行列ができました。

  

 

○中川知己先生特別講演

 本校の2年次生が取り組むサイエンスリテラシーⅡの植物コースでご指導いただいている中川知己先生による講演です。テーマは「研究テーマの見つけ方と実例紹介」というものでした。来年度、探究活動をする上でとても貴重な時間となりました。

  

 

○横浜市立大学での実習

 本校が連携している横浜市立大学の金沢八景キャンパスで、オープンキャンパスに参加したり、実習を行ったりしました。オープンキャンパスでは、各学部の説明のほか、本校卒業生の話を聞くことができました。実習では、篠崎一英先生による「光に関する現象の自由研究」、内山英穂先生による「分化胚の観察」をテーマに実験を行いました。普段行えない貴重な体験をすることができました。

  

 

○理化学研究所一般公開ボランティア       

 理化学研究所の一般公開日に、一部の生徒が科学的な体験講座を行うスタッフとして参加しました。職員の方のアドバイスを基に、科学の楽しさをしっかりと伝えることができ、一般の方へ科学的なトピックを伝える力―サイエンスコミュニケーション力―を培うことができました。

 

 

○英語特別講座「プレゼンテーションの英語」 

 神奈川大学外国語学部の久保野雅史先生より、英語プレゼンテーションに関する講演をしていただきました。講義の後に、音楽に合わせ、リズムを意識しながら音読したり、短文を音読し、発音を確認したりする実習も行いました。今回学んだことを、2年次でのマレーシア海外研修にも生かしてほしいと思います。

  

 

 ○市大医学部実習

 横浜市立大学医学部を訪問しました。実習内容は、大学4・6年生が採血実習として行う講座を、高校生に対してほとんどそのままの内容で行うというものです。実習後には医学部に入学するためのアドバイスや、医学部生としての日常のお話をご紹介いただきました。

   

 

○地質学実習

 横浜国立大学の河潟俊吾先生による地質学実習です。河潟教授が実際に相模川の下流付近の2地点から堆積物を採取してきてくださり、その堆積物を粒度分析(ふるい法)という方法で分析し、採取した2地点のどちらが上流側のものなのかを分析結果から考察する、という内容でした。

  

 

○キリンビール横浜工場見学

 キリンビール横浜工場を見学させていただきました。前半は施設見学、後半は横浜工場の酒類技術研究所の方に講義を行っていただきました。シャーレに入った本物の酵母を用いて実験をすることができ、教科書で見る酵母が実際にどのようなものなのかを肌で感じられる貴重な体験でした。

  

 

○流体力学実習

 日産自動車株式会社の社員の方による流体力学実習を行いました。流体力学の講義を受けた後に、空気抵抗の小さい車を作るコンテストを行いました。同じ構造でも前面の向きが違うと空気抵抗の大きさが全く異なり、生徒たちは夢中になってコンテストに取り組んでいました。

  

 

○マスフォーラム

 マスフォーラムとは、数学に関するフォーラムで、午前はジャズピアニストで数学者でもいらっしゃる中島さち子氏による講演、午後は希望者による数学に関する研究発表会という形式で行われました。発表会では他校からも8校の参加があり、数学に関するハイレベルなディスカッションをすることができました。

  

 

○JAMSTEC高井研先生による講演

 JAMSTECで生命の起源を探る研究をされている高井研先生による講演がありました。人は何故学ぶのか?という問いに始まり、理科に固執せず、国語力やプレゼンテーション力などもサイエンティストには必要であることなどを話されました。生徒は熱心にメモを取り、講義の後には多くの質問がでました。

 

○京三製作所 インターンシップ体験&工場見学

 株式会社京三製作所本社において、インターンシップ体験&工場見学をさせていただきました。インターンシップ体験では、京三製作所が開発している継電連動装置(信号リレー)を、実際に触って動かし、その動きや仕組みを言語化して他者に説明する、というワークを行いました。工場見学では、鉄道信号システムの運行管理装置と継電連動装置を実際にシミュレーションで制御させていただいたり、製作中の製品を見せていただいたりしました。

  

 

○資生堂 松原惇高氏による講演

 株式会社資生堂の松原惇高氏による講演があり、テーマは「これから研究を始める高校生へ~研究テーマの決め方について~」でした。ご自身が学生時代に行った、火星で利用可能な微生物に関する研究テーマをもとに、経験を交えながら話してくださり、最後には「興味をもったらとりあえずやってみよう!」というメッセージをいただきました。

 

○浅島誠先生特別講演

 本校スーパーアドバイザー浅島誠先生(現常任スーパーアドバイザー、東京大学名誉教授、産業技術総合研究所名誉フェロー)の特別講演で、テーマは「次世代を担う皆さんへ 科学と社会」というものでした。講演の中で、日本が今抱えている課題、例えば少子化・高齢化社会への対応や、子どもの理科離れ、人口の都市への集中と地域の過疎化など、多くの問題に立ち向かってほしいというメッセージをいただき、次年度に向けての意識が高まる時間となりました。