京三製作所後援 令和元年度3Dプリンターコンテストの結果

  

最優秀賞(1名)

 高校2年次 藤尾 一彦  作品テーマ: 10周年記念けーき

  

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優秀賞(2名)

 高校2年次 堀 光希   作品テーマ:「イチゼロ」への挑戦

  

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 附属中3年 横濱 成晃  作品テーマ:道への船出

  

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3Dプリンターコンテストの概要

 

京三製作所からの寄贈

 創立100周年を迎えた京三製作所様より、2017年に3Dプリンター2台と風洞実験装置を本校に寄贈していただきました。

 本校ではそれらの装置を、サイエンスリテラシーⅡでの生徒の個人研究に活用しています。例えば物性科学分野の「高効率な小型複葉機の開発」などの研究で風洞実験装置を使用した他、3Dプリンターを使用した「ヨーヨーに個性をもたらす要素とは」の研究では、物理学会で審査員特別賞を受賞するなど、成果をあげました。

 しかし当初は限られた生徒のみの使用に留まっていたため、寄贈された機器をさらに有効に活用する目的で、昨年度から3Dプリンターコンテストを校内で実施しています。

 

募集テーマ「10」×「モニュメント」

 本校は、令和元年に開校10周年を迎えるため、それにちなんだテーマを担当教員で考えました。生徒の柔軟な発想が生かせるように、あえて「10周年」とは明記せず、「10」×「モニュメント」とし、生徒に提示しました。

 

令和元年度3Dプリンターコンテスト日程

 6月   

 CAD講習会

7月

 エントリー(作品のコンセプト、3D CADで作成した画像の提出等)

8月

 エントリー資料による一次選考(本校教員10名)

9月

 一次選考通過作品を本校3Dプリンターで出力

 本校文化祭来場者の投票による二次選考

 10月

 特別審査員による最終選考および入賞作品の決定

 11月

 京三製作所 高精度3Dプリンターによる最優秀作品の出力

 12月

 結果発表、表彰(2学期終業式)

 

CAD講習会(6月)

 導入された3Dプリンターの使用には、3D CADソフト(3次元設計ツール)で造形物を設計することが必要となります。そのソフトの使い方から、3Dプリンターの使い方までを一通り実習で体験する講習会を、京三製作所からお二人の講師をお招きして実施しました。参加生徒は、CADソフト「フュージョン」を用いて、ソフトの使い方から、単純な造形物の設計の仕方までを学習しました。

    

 

エントリー資料による一次選考(7・8月)

 生徒たちは7月までに構想を練り、作品のアイディアを3D CADソフトで可視化した画像に、コンセプトの説明を加えて提出しました。提出されたエントリー資料は、本校の担当教員10名によって「精度」「芸術性」「オリジナリティー」「出力後の耐久性」など様々な観点で審査され、8作品が一次選考を通過しました。

 

蒼煌祭(文化祭)来場者の投票による二次選考(9月)

 一次選考の後、通過した8作品を寄贈された3Dプリンターで出力し、それらの作品を9月14・15日の蒼煌祭(文化祭)で展示し、一般来場者による2次審査を実施しました。3Dプリンターでの立体印刷物を初めて見る方も多かったようで、興味津々で作品を手に取ったり、作品コンセプトに熱心に目を通したりしていました。その結果2日間で1,837名もの方々に投票審査に加わっていただくことができました。

    

 

特別審査員による最終選考(10月)

 10月には、京三製作所 島添敏之 上席フェロー、本校特別科学技術顧問小島謙一 横浜創英大学学長をはじめとする特別審査委員による最終審査を行いました。京三製作所本社での審査には、3D CAD講習会で講師を務めていただいた2名の方々にも加わっていただきました。

 蒼煌祭での2次審査の投票結果に、特別審査員の評価を加えた総合評価により、最優秀賞1名、優秀賞2名を決定し、最優秀作品は、京三製作所の高精度3Dプリンターにより、拡大出力していただきました。

最優秀賞と優秀賞を受賞した3名の生徒は、表彰に先立って京三製作所に招待され、同社の3Dプリンターによる造形作業を体験させていただくこともできました。参加した生徒たちは、設計したモデルが実際にどのように印刷されるのかを熱心に見学していました。

    

 
 

2学期終業式での表彰(12月)

 12月25日、本校の終業式でコンテストの表彰式を行いました。当日は京三製作所島添敏之上席フェローにも出席していただき、賞状と副賞の図書券を、入賞者に直接授与していただきました。

 最優秀賞の生徒には壇上でトロフィーも授与されましたが、このトロフィーは昨年の第1回3Dプリンターコンテスト(募集テーマ:優勝トロフィー)の最優秀作品が使われています。