2年生では今、外体育でボール投げ遊びをしています。最初はペアでボールを投げ合って的に当てるゲームをしていましたが、今週から赤白の2チームに分かれて、お互いに作戦を立てながら、ボールをコーンに当てて倒し、何ポイント取れたかを競うゲームをしています。守備と攻撃を交代で行い、守備側は陣地内にコーンを置く位置を考えて、相手の投げたボールを弾いたり取ったりして防ぎます。交代でゲームをしているうちに白チームから抗議の声があがりました。「赤チームが陣地の真ん中にコーンを集中して置いたので、当てにくい」というのです。これ以上陣地を狭くすると守備側の人たちにボールが強く当たって危険です。そこでどうするか話し合いが始まりました。「ボール当てゲームだから当たらないとつまらない。」「真ん中に置いたらだめというルールはないからこれでいい。」など意見が出てきます。その結果、「コーンベースを重ねて置かない」というルールができました。子どもたちは遊びの中からも楽しいアイデアを出します。「コーンの上にミニコーンをかぶせて倒すと2ポイント」というルールも子どもたちがペアでボール当て遊びをしているときに考え出しました。このようにして、自分たちでゲームのルールをつくりながら体育の学習に取り組んでいます。