【全校】令和6年度 第2回学校保健委員会
2月14日(金)に第2回学校保健委員会を開催いたしました。テーマは「MMH☆自分らしさも相手らしさも大切に」~性はカラフルなグラデーション!!~ です。児童保健委員会、4.5.6年のクラス代表者、教職員、保護者(希望者)が参加しました。
講師として、東海大学『性と文化』プロジェクトのメンバーであり、LGBTQの当事者である齊藤奈月さんにお越しいただきました。LGBTQについて、レズビアンである齊藤さんの幼少期や学生時代、お母さんにカミングアウトをしたときの話などを聞いた後、カミングアウトをテーマにワークをしました。
女の子の友達から『実は私、女の子が好きなんだ。』と、カミングアウトされたらどうするか?友達を尊重し、傷つけないためにどんな言葉をかけたらよいかなど、大人と子どもが一緒に考え発表しました。
まずは、LGBTQについて知り、自分が思う(自認する)自分の性別も、好きになる性別も人それぞれで、それでいいんだ!ということが伝わったかと思います。また、LGBTQの人は9.7%もいることを知り、自分の身近にもいるのかもしれないと考え、普段から発言や行動を意識し、学校にいたとしても、まわりに理解のある環境づくりをしていく第一歩になったかと思います。
参加児童より、「クラスの人にLGBTQの人がいてもその考えを尊重したい。相談ができるクラスにしたい。」「LGBTQを知って、もし友達に相談されたときに傷つかないような言葉で支えられるようになりたいです。」など、相手を尊重したいと考える感想が多数ありました。全校にも、LGBTQについてや、人それぞれでいいんだよ!ということを広めていきたいと思います。