7月1日(月)第1回学校保健委員会を開催いたしました。テーマは「MMH☆自分らしさ・相手らしさ 自分も相手も受け入れて」 ~ジェンダー「男らしい」「女らしい」ってなんだろう??~ です。児童保健委員会、4.5.6年のクラス代表者、教職員、保護者(希望者)が参加しました。

 講師として、「ジェンダーとセクシャリティ」を専門とする東海大学の小貫大輔教授と、大学院生の齊藤奈月さんにお越しいただきました。ワークを通して、子どもと大人が一緒に「男らしい」「女らしい」といった社会・文化的に作られた性について考え、普段意識していなかった日常におけるジェンダーバイアスに気づきました。そこに疑問を感じ、男・女で決めつけず「自分らしく生きる」ために大切な意識を持つ機会となりました。

 ワークでは、「ピンク色の服を着た男の子がからかわれている」場面を想定し、自分ならだれにどんな声掛けをするかなど実践的な寸劇もしました。

 児童の感想として「幼稚園のとき女の子はピンク、男の子は青と決まっていると思っていた。だからピンクのものを集めなきゃと思っていた。今日、何色だって自分の好きな色を使えばいいと聞いて安心した。」「入学の時ランドセルを勝手に赤と決められたので家に帰ったら注意したいです。(親を)」「男・女とかではなく自分らしくが大切。」というように、安心感や、自分の感覚でいいんだ!と思える感想が多数ありました。

 今後も保健委員会が中心となり全校にジェンダーについて広めていきたいと思います。