11月4日(木)に、パラリンピアン(車いす陸上)の永尾嘉章さんに来校していただき、5,6年生と一緒に陸上用車い すでのスピード対決や、全員参加で車いすリレーを体験しました。永尾さんからは、「あきらめないことの大切さ」につてもお話ししていただきました。5年1組では総合的な学習の時間に「パラリンピックについて調べよう!伝えよう!」をテーマに学習をしています。永尾さんとの出会いから、「実際に車いすで学校生活を送るとしたら、どうなのか検証したい」「他の選手についてもっと知りたい」「もっとできそうなパラリンピック競技を実際にやってみたい」など、たくさんの思いが子どもたちの中に広がっていきました。

 そのような中で、1月14日(金)には、パラアスリート(ブラインドサッカー)の原口淳さんをお迎えすることができました。パラスポーツや視覚障害、聴覚障害などについてのお話があり、その都度、「みんなだったらどう考える?」と質問されました。そして、「もしみんなが目が見えないとしたら、どうやってじゃんけんするか」「もし耳が聞こえなかったら、どうやって伝言ゲームをするか」という問いにも、体験を通して学びました。その中でも印象的だったのが、「もし目が見えない人と一緒にドッジボールをするとしたらどうしたらよいか」という問いの答えです。子どもたちは授業を受けながらメモしたり、問いに対して一生懸命答えようとしたりしていました。