地域防災拠点についての横浜市ホームページ
地域防災拠点(避難所)の備蓄品の一覧や地域防災拠点運営委員、横浜市内の地域防災拠点の場所等については、横浜市のホームページをご覧ください。
大きな災害が発生した際に、自宅などの屋内避難が困難な地域住民の方が避難してきたり、支援物資配給の拠点となる場所です。
横浜市では、身近な市立の小・中学校等を指定避難所に指定し、地域防災拠点として防災備蓄庫の設置、防災資機材・食料等の備蓄を進め、また、被害情報等の情報受伝達手段として、各拠点にデジタル移動無線を配備しています。
また、日頃から、家族や地域などで話し合いの場を持ち、地域防災拠点への安全な経路を確認しておきましょう。
地域防災拠点は、自治会を中心に選ばれた地域防災拠点運営委員の方が中心となって運営し、避難してこられた地域住民の皆様が運営支援を行います。開設準備や避難者の受け入れ、運営・管理を行うのは同じ地区にお住いの方々です。避難者はお客様ではありません。緊急時こそ住民同士の共助の精神を大切に避難所の運営を行いましょう。
避難してこられた地域住民の皆様も状況に応じて次の班の一員として避難所の運営支援にあたっていただきます。(ケガをされた方や、ご高齢の方などを除く)
庶務班:拠点開設・運営に関する総合調整、区本部との各種連絡・調整に関する事項、会議の開催に際する事務局、
ボランティアの受付・その他対応、拠点の秩序やルールに関する事項・その他、他の班に属さない事項、
在宅被災生活者の支援調整に関する事項など
情報班:各種の情報の管理、町内会区域内の被災情報のとりまとめ、拠点の情報発信拠点機能に関する事項(掲示板の掲出・掲出情報の管理)
区割り及びスペースへの割り振り、避難者カードの管理・避難者リストの作成、町内会(拠点以外の避難者)との情報受伝達
救出救護班:地域の救出、救護活動に関する事項、負傷者の医療機関への搬送に関する事項、町内会の区域内の被災状況の確認など
拠点と地域の防犯パトロールに関する事項、要援護者の状況確認など
食料物資班:水(飲料水、生活用水)の確保に関する事項、食料の調達、配布に関する事項、備蓄品の管理、リストの作成
救援物資の管理及び配布、トイレ対策に関する事項など
学校再開準備班:◇学校の状況により、学校長・教職員により構成、保護者等への説明会の開催、暫定カリキュラムの編成、
教育委員会との連絡調整など
※班については、現時点での想定です。避難所開設後の状況に応じて必要班の編成を行うことがあります。ご協力をお願いします。
横浜市内で震度5強以上のゆれを観測した場合に開設されます。
開設の際は、自治会を中心に地域防災拠点運営委員に任命された地域住民の方が校門及び体育館、防災備蓄庫等の鍵の開錠を行い、避難所開設の準備を行います。横浜市では、地震の発生から避難者受入までおよそ3時間程度を想定しています。(避難者受付設置、避難者集計の準備、避難場所となる体育館等の安全確認、水道・トイレ・下水の確認、必要に応じて仮設トイレの設営、特設公衆電をの設置等を行います。)開設までは、安全なグランド等で待機をしていただきます。
また、本校の避難施設がが被災して安全に使用できない場合や、大規模延焼火災の恐れがあり火災や煙の影響で開設できない場合は近隣の地域防災拠点(汲沢中学校、汲沢小学校、中田小学校等)へ案内をしますので、指示に従ってください。
2025年現在、避難場所となる本校の体育館には空調設備はありません。横浜市として順次、空調設備の設置を進めており、計画を5年前倒しして市内の全小中学校の体育館への設置を目指しています。しかしながら、整備された後であっても震災後数日~1週間程度は停電が予想されており、その際の自家発電は照明や炊き出しの電源となり空調設備まではカバーできません。
避難所(体育館)のトイレが使用できない場合を想定したハマッコトイレ(下水管直結式組み立てトイレ)や、災害用地下給水タンク(※1)からの給水施設などを避難所開設時に地域防災拠点運営委員の方と避難してきた地域の方が共同で設置します。その他、非常用飲料水や食料、毛布、発電機などについてはこのページの下部にある横浜市のホームページよりご確認ください。
葛野小学校近隣の災害時給水所は次の場所があります。
災害用地下給水タンク(※1):葛野小学校、泉が丘中学校、中田中学校
耐震給水栓(※2):汲沢小学校
緊急給水栓(※3):汲沢中学校、戸塚高校、しらゆり公園
※1災害用地下給水タンク:普段は水道管として使われ、新鮮な水道水が流れています。災害時に水圧が下がると、自動的に出入口が閉まり、タンク内に飲み水を確保します。発災後おおむね3日間、地域の皆様によって仮設の蛇口を取り付け、給水することができます。葛野小学校にはこちらが設置されています。
※2耐震給水栓:蛇口までの水道管を耐震化した、地震に強い屋外の水飲み場です。
※3緊急給水栓:地震に強い水道管に仮設の蛇口を取り付けて給水する施設です。発災後おおむね4日目以降に水道局職員が断水状況を踏まえて順次仮設の蛇口を設置していきます。
地域防災拠点(避難所)の備蓄品の一覧や地域防災拠点運営委員、横浜市内の地域防災拠点の場所等については、横浜市のホームページをご覧ください。