1年生にとっては初めての、2年生から6年生にとっては、昨年の10月以来、10か月ぶりの揚げパンでした。朝から子どもたちも職員も揚げパンを食べるのを楽しみにしていました。

 この日の揚げパン担当は、入社2年目の調理員。学校給食では初めて作る揚げパンで、前日から手順などを入念にシミュレーションしていました。

 「パンの表面から5mmくらいのところまで加熱されるように。パンの上下が油に触れるように、網でやさしくパンを抑えたり、上下を返したりしてね。」

 「あまり網で強く抑えるとパンの皮が破れて油を吸い込んじゃうから、力のかけすぎに注意。」

 と、細かい指示が飛んでいました。揚げ終わったパンに、熱いうちに手早く、まんべんなく砂糖をまぶすのもおいしさの秘訣です。チームワークよく作ることがとても大切だということがわかりました。

 子どもたちからは、「おいしかった。」「もっと食べたかった。また作って!」とうれしい感想をたくさんもらいました。