サイエンス リテラシー

学ぶ楽しさを知る
科学への探究心がPISA型学力を高める

 自ら学び続けるために、まず学ぶ楽しさを知ること。そのために、サイエンスリテラシーの授業では課題探究型の学習を行います。「ほんもの体験」から生まれる 「もっと知りたい」という知的好奇心。この知的好奇心が「知の探究」へつながるエネルギーとなり、高い学力を育てます。

     *PISA=The Programme for International Student Assessment [学習到達度調査]の略で、OECD [経済協力開発機構]が2000年から3年ごとに行っている調査。
       数学的リテラシー、読解力、科学的リテラシー、問題解決能力の4領域について、持っている知識や技能を実生活のさまざまな場面で活用する力を調査。


 

サイエンスリテラシー(Science Literacy)の展開 ~「なぜ」を育てるプログラム~

 「なぜ」をそのまま終わらせず、課題をしっかりつかみ、論理的に追求し、さらに、その成果を相手にわかりやすく発表する、このような研究活動の基本となる力を 4つのステップで育てます。

    Science LiteracyI (SLI)
          STEP 1 研究基礎…科学的な見方・考え方、探究活動の基礎を学びます。
          STEP 2 先端科学実験…生命科学、環境、ナノテク材料・物理、情報通信・数理、地球科学の5分野の実験実習。
    Science LiteracyII (SLII)
          STEP 3 課題研究ゼミ…興味を持ったゼミに参加し、研究活動を進めます。
          STEP 4 研究発表…課題研究の成果を科学技術顧問の前で発表するとともに、英語によるプレゼンテーションを行うことを目指します。


1年次 SLI  STEP 1
  【研究基礎】
  科学的な見方・考え方
 ・総合テーマ「環境」
 ・ディベート大会
 ・グループ研究
 ・研究発表会
 ・英語プレゼンテーション
 STEP 2
  【先端科学実験】
  科学技術 5分野の実験実習
 ・生命科学分野
 ・環境分野
 ・ナノテク材料・物理分野
 ・情報通信・数理分野
 ・地球科学
2年次 SLII  STEP 3
  【課題研究ゼミ】
  ゼミによる研究活動
 ・テーマ設定
 ・大学研究室連携
 ・調査研究
 ・中間発表会
 ・研究成果まとめ
 STEP4
  【研究発表】
  研究発表会
 ・ポスターセッション
 ・校内研究発表会
 ・優秀研究発表会
 ・科学賞・コンクール参加
 ・海外研修英語プレゼン


 

サイエンスリテラシー I

No 実施日 講座名 講義・実習担当
1 4月 光のサイエンス 横浜市立大学 
2 5月 物理学概論 横浜市立大学
3 施設設備体験1 YSFH
4 施設設備体験2+基礎実習体験(顕微鏡) YSFH
5 YSFH
6 6月 海の生き物のサイエンス 横浜市立大学 
7 カーボンナノチューブとフラーレン1 横浜市立大学 
8 カーボンナノチューブとフラーレン2 横浜市立大学 
9 植物のサイエンス 横浜市立大学 
10 7月 情報のサイエンス 横浜市立大学 
11 9月 Global Warming1 YSFH
12 Global Warming2 東京理科大学
13 Global Warming3 YSFH
14 10月 FRP材料・CFRP材料 東京大学工学部
15 Global Warming4 YSFH
16 Global Warming5 YSFH
17 11月 生命の発生のサイエンス 横浜市立大学 
18 身近な地震のサイエンス 横浜市立大学
19 病理学入門1 横浜市立大学 
20 病理学入門2 横浜市立大学 
21 12月 分野別SLII体験実習1 YSFH
22 分野別SLII体験実習2 YSFH
23 1月 極限環境生物 海洋研究開発機構 
24 惑星探査 宇宙航空研究開発機構
25 燃料電池自動車 日産自動車
26 2月 テーマ別体験実習 YSFH
27 SLIII分野別オリエンテーション YSFH

 
 

サイエンスリテラシー II

先端科学技術5分野のほんもの体験

生命科学、環境、ナノテクノロジー材料・物理、情報通信・数理、地球科学の先端科学技術5分野は、未来へつながる研究分野です。
高度な分析機器や先端科学技術の研究者の協力により高校レベルを超えたほんもの体験が、あなたを待っています。

生命科学

生命科学分野では、DNA操作などの実験を行います。
人は約60兆個の細胞からなり、その一つ一つにたくさんのDNAの遺伝子情報が含まれ、血液型や瞳の色などを決めます。「生命科学」では、細胞や遺伝子などのさまざまなスケールで生命現象の仕組みを学びます。

環境

100年後の地球では、平均気温が4℃上昇し、日本では真夏日が100日以上になるという予測があります。「環境」では、地球上で起こっているさまざまな環境問題にアプローチし、環境の保全を考えます。
実習として、鶴見川や東京湾などの生態調査や環境化学分析などを行います。

ナノテクノロジー材料・物理

ナノテクノロジーとは、10億分の1メートルの世界で原子や分子の配列を自在に制御し、人類にとって有益なナノ材料をつくる技術のことです。
「ナノテク・材料」では、新素材や医療への応用が期待されているナノ材料の生成・観察など超微細な世界を体験します。

情報通信・数理

インターネットや携帯電話の普及など、私たちを取り巻く情報技術は、近年、急速なスピードで発達してきました。「情報通信」では、人間と機械とのコミュニケーションについて考えます。

地球科学

人類の歴史とは比較できないスケールを持つ地球・太陽を分析、研究します。天体観測ドームで太陽を観察したり、岩石の分析や各種研究所のリアルデータを使い天体の解析や地震の解析をおこないます。