1月15日(水)

 3年生が、社会科の学習のためにパン工場に見学に行きました。今回はクラス毎の見学となるため、もう1クラスは別の日に同じ工場に向かいます。

 路線バスを2系統乗りついで柏尾に到着した子どもたち。眼の前には山崎パンの大きな工場が見えます。漂ってくる空気もほんのり美味しそうなパンの香りがします。

 工場に入るとまず、「うがいと手洗い」。そして帽子を被り、見学用の紙製白衣を着用した後、粘着テープの着いたローラーをかけてもらいます。靴の埃もきちんと落とします。服についた髪の毛や埃を吹き飛ばす送風機の風にも当たりました。工場の建物に窓がないのは虫が入り込まないようにするためだそうです。

 食品を製造する工場だけあって徹底した衛生管理がなされていることを知ることができました。

 2グループに分かれ、製造工程を見学します。ものすごく大きな機械でパン生地が捏ねられています。イースト発酵をさせている部屋は、蒸し暑く独特の臭いがしました。あんパンの餡は人の手で入れるというのも驚きました。パンを製造している工場の人たちの真剣な表情も印象的でした。

 製造工程の見学の後は、出来立てのパンを試食させていただきました。どの子も美味しいパンに思わずにっこり。お土産のパンも頂き、工場の方々にお礼を言ってから学校に向かいます。

 人々の命や安全を守る警察署・消防署の社会見学も体験してきた3年生。今度は、毎日人々が食べる「食品」の製造に携わる人々の仕事の大切さや努力の様子を直接感じ取ってくれたことと思います。