5月28日(火)

 4年生は、社会科で、横浜市の「ごみのゆくえ」について学習を続けてきました。その学習のまとめとして「旭焼却工場」に見学に行きました。併せて次の単元「横浜の水」の学習の一環として「川井浄水場」も見学しました。

 正門前に到着した観光バスに乗り込んだ4年生。30分ほどで旭工場に到着です。横浜のごみ処理についての詳しい説明を聞いた後、ごみピットからクレーンを用いて焼却炉内にごみを移す作業を見学します。巨大なクレーンと広いごみピット、そして集められたごみの量に驚かされました。リサイクルなどごみを減らす努力の大切さにも気づくことができました。

 工場の人にお礼を言ってバスに乗り込んだ子どもたち。次は、川井浄水場を目指します。こちらも20分ほどの乗車で到着しました。到着後すぐにお楽しみのお弁当タイム。給食も毎日とてもおいしいですが、友だちと食べるお弁当の味もまた格別です。

 昼食後は場内を見学。川井浄水場は明治にまで遡る横浜市内でも最も歴史のある浄水場です。山梨県道志村の清流「道志川」を水源とし、セラミックを用いた「膜濾過方式」という先進の設備を備えます。

   この浄水場にどうやって水が来て、そして浄化された後、どの地域に送られるのか、また、この浄水場の仕組みはどうなっているのか等詳しい説明を聞きました。水の浄水実験では、本当に水がきれいになる様子を直接見ることができました。そして、水の浄化には水源の『森』の存在が欠かせないということも、子どもたちには新鮮な驚きだったようです。

 私たちが生活していく上で、どうしても必要な安全できれいな水の供給と、廃棄物の処理。多くの人々の工夫や努力によって、それらのシステムが維持されていることを知りました。