R5.4月12日(水)

 みなさんこんにちは。暖かい日が続いていますね。はまみらいやモッコウバラが咲き出して、花壇も一層華やかになってきました。

 さて、今週、来週と、本郷台小では2時間目を1年生が校庭を使えるようにしています。なかよしタイムの一環で、校庭で1年生が自由に遊ぶ時間を設けているからです。他学年のみんな、ありがとう!

 なかよしタイムは、学校に対する安心感がもてるようにする時間、先生や友達との人間関係を築く時間として設定しています。自分の居場所を見つけることで、子どもたちは安心して自己発揮をし、主体的に学びに向かう気持ちを持つことができるようになります。また、クラスの友達と一緒に学び合う、その土台をつくる時間、時期でもあります。

 きょうは、校庭で遊ぶ子どもたちの姿をお届けします。暖かい日差しのなか、一人ひとりが、自分で選んだ遊びをのびのびと行っていました。アスレチックをする子、ボールで遊ぶ子、フラフープやミニハードルを並べて遊ぶ子、鬼ごっこをする子、ウサギを見ている子、トンボ池で虫探しをしている子、池の中の水草やタニシを探している子、などなど、それぞれが自分の好きなことをしながら、ゆったりと楽しい時間を過ごしています。今年あ、もうこの時期から、一緒のドッチボールをする子たちが出てきました。自分たちで地面に線を書き、「一緒にやろうよ」と声をかけながら遊んでいます。園でもドッチボールの経験はあるのだと思いますが、入学して3日目、4日目に仲間遊びが見られるのは、今まであまり見られませんでした。場が変わり、人が変わり、そんな中で呼びかけながらゲームができるのは、校庭での遊び時間に安心して自己発揮しようとできていることや、園での楽しさを学校でも再現できる、という安心感に支えられた行動が出来るようになっているのでは、とうれしく見ていました。

 一見、ただ遊んでいるように見えるこの時間は、安心感を持ち自己発揮できる時間としてとても大切な時間です。それは、これから6年間を支える主体性の根っこになるからです。子どもたちの笑顔があふれていることがとてもうれしいです。