R4.5月23日(月)

 みなさんこんにちは。明日から5年生は三浦宿泊体験学習です。天気は良さそう!5年生もお天気を味方につけてますね!思い出に残る体験学習になるように応援しています!

 さて、今日は1年生の学校探検の様子をお届けします。今日も子どもたちはいろいろなものを見つけていました。この頃の1年生の学校探検は、明らかに4月とは違います。ただ「見つけた」だけではなく、「どうして?」「だれが?」「たぶんこうなんじゃないかな・・・。」「だれに聞いたらわかるかな、きいてみよう」など、はてな?を見つけると、そこから思考が始まるのです。そして、聞きに行ったり、調べたり、考えたりと行動につながっているのです。興味や疑問を持ったことを問題解している様子が見られ、すごいなと思います。

 職員室でかぎを下げている場所をみつけた子どもたち。今日はカギに書いてある字を一つ一つを読みながら、「ここは行ったことがある」「ここは行ったことがない」「これってどんな部屋なんだろう」「もしかして、これってあそこかな」などなど友達同士で会話をしていました。「しいくそうこってどこだろう・・。」という子どもたちのつぶやきに、職員室にいた先生が「学校にウサギがいることは知ってる?それがヒントです」と会話が始まりました。しばらく考えて、「あ、もしかして、校庭のウサギがいる部屋のところかも。」と考えた子どもたち。「中休みになると、5,6年生がそのカギを取りに来るんだよ」とお話を広げると、「あ、おそうじしてるの見たことある。キャベツをあげてた!きっとあそこだ!鍵をかけてないとウサギが逃げていっちゃうといけないから鍵があるんだよ。」「休み時間に見にいってみよう」そんなふうに思考を広げていました。

 階段の手すりの右と左の色が違うことに気付いた子どもたち、職員室前の掲示板にいろんなものが貼ってあるのに気付いた子どもたち、草花の写真を見ていた子どもたち、AEDを見つけた子どもたち、などなどいろんなものを見つけていた子どもたちです。どれも、謎を解いていくと人につながります。教室では、そんな話に広がっていました。草花の写真を見ていた子どもたちは、タケノコの写真を見つけ、「あ、竹の子の写真!春見た時は写真みたいに小さかったけど、この前見たら、こんなに伸びてたよ!」と体を使って伸びてる様子を見せ合いながら話していました。4月と比較しているんですね。ちゃんと見ているってすばらしい!きっと、この写真は誰が撮ったのか、どうしてここに飾ってあるのか、など、そんな「はてな?」も生まれてきそうです。「もの」を通して「人」が見えてきた子どもたちです。自分と学校の人やモノとのかかわりを、学校探検という活動を通して、よく考えながらしっかり学んでいます。