R2.11月18日(水)

 みなさん、こんにちは。今日も暖かい日でしたね。小春日和、などといっていたら、きのうは25度を超える夏日のところもあったとか。暖かいのは嬉しいのですが、11月に夏日となると、地球は大丈夫だろうか・・・?などと考えてしまいます。

 さて、今日は、昨日の予告通り、TV朝会で読書のお話をしました。「本の楽しみ」を子どもたちに伝えたくて、図書室で見つけたおすすめの本を4冊紹介しました。そして、その中の一冊を読み聞かせにしてみました。その本はヨシタケシンスケさんの「なつみは なんにでもなれる」という本です。大人が読んでも面白くて、ついつい笑ってしまいます。なつみちゃんが、せんたくものをたたんでいるお母さんに、「なつみは何の物まねをしているか、あててみて」といって、次々に体で「あるもの」になり切ります。答えが、オムライスだったり、ゆですぎたブロッコリーだったり、からあげを食べたい気持ちだったりと、とにかくユニーク!「なつみちゃん、おそれいりました!」と思わず言ってしまいたくなるほど発想豊かななつみちゃんのまねっこの様子が書かれています。お家の方も、ぜひ読んで、笑ってもらいたい一冊です。そのほか、「100万回生きたねこ」「5分後に意外な結末」「小学五年生」の3冊を紹介しました。6年生の教室を回っている時、「5分後に意外な結末」シリーズの本を読んでいる子がいて、なんだかうれしくなりました。この本は、学校が再開した6月に、高学年の子が、「先生、これ、おもしろいですよ」といって勧めてくれた本でした。読んでみて、はまりました。「小学五年生」は、5年生の国語の教科書に出てくる「カレーライス」の作家、重松清さんの本です。佐野洋子さんの大人気シリーズ「100万回生きたねこ」。一度、このねこにあってみたいものです。ドキドキさせられたり、すごいなあ、と感心させられたり、とにかくすごいねこの物語で、子どもたちに出会ってほしい本です。

 本の楽しみを人生の楽しみに加えていく、そんなふうになってくれたらと思います。