スーパーアドバイザーの和田昭允先生がかつて横浜研究所・ゲノムセンター(当時)の所長を務められた理化学研究所は、蒼煌祭への出展や9月に開催される一般公開へのYSFH生のボランティア参加等、YSFとはさまざまなつながりがあります。

 今回は、横浜事業所の斎藤尚樹所長より直接理研についての説明をしていただいた後、環境資源科学研究センター細胞機能研究チーム研究員の岩瀬哲さんから「科学者になりたいあなたへ」というテーマで「カルス形成分子メカニズム」の説明を通して分化転換誘導技術に関して丁寧に解説をしていただき、科学者としての心構えについてご自身のキャリアを振り返って講演していただきました。

 その後は2グループに分かれて、生命医科学研究センター(IMS)遺伝子解析施設はIMS核酸診断技術開発ユニット研究員の相馬崇裕さん、放射光科学研究センター(RSC) NMR施設はRSC NMR研究開発部門上級研究員の長嶋敏雄さんの案内で、世界の最先端の研究の一端を実地に見ることができました。