2年生は、YSFに隣接し、高校のサイエンスリテラシ―の授業やサタデーサイエンスでお世話になっている2つの企業で学習しました。

 「くらしの礎を創る くらしの礎を担う」をキャッチフレーズとして、ごみ処理等の環境プラント、天然ガス基地等のエネルギープラント、橋、クレーン・駐輪場等のインフラ等をグローバルに展開しているJFEエンジニアリング株式会社では、環境本部主席の鈴木康夫さんから出された課題に取り組んだ上で1月20日(月)に鈴木さんに「環境問題とごみ処理について考えよう」と題して講演していただき、さらに2月14日(金)に弁天橋駅前の本社を見学させていただきました。

 鈴木さんの講演では、JFEの歴史やエンジニアの仕事についてと、世界の環境問題とその対策についてお話しいただきました。サイエンス生にもなじみの深いSDGsのことや、温暖化防止や海洋プラスチック問題等について理解を深めました。本社では、遠く離れたごみ処理施設を制御するグローバルリモートセンター、食品廃棄物をメタン発酵してそのガスで発電するJバイオフードリサイクル、そして狭いスペースを有効活用して大量の自転車を収容可能なサイクルツリーを見学しました。ごみ処理やリサイクルについては、宮古島での経験や各自の課題研究のテーマと関連させて、多くの新しい知識を得ることができました。