代数分野では平方根の単元を学んでいる中学３年生。根号を含んだ加法と減法について考えました。これまで、根号を用いて表す無理数を数直線上に表す“ルートメジャー”を作成し、無理数でも数直線上に表せること、そしてその性質について考えながら学んできました。今回の課題は、「√２＋√８の加法」。計算の結果はさることながら、そこに行きつくまでにも多様な考え方が浮かんできます。それをクラス内で共有すると、「すご～い」となることもあれば、「それならこうでもいいんじゃない？」と意見が出てくることも。発表者も「確かに～」と納得の表情。では、「√２＋√３の加法は？」と問いが続きます。これまでの考え方を応用すると・・・あれ？となる生徒たち。次のアイディアは…。考えることで思考は深まります。計算結果以上の学習成果を得られたのではないかと思います。