6年生は、講師を招いたコーチングの学習を通じて、人とのコミュニケーションの取り方や自分に向き合うこと、将来について考えることなど、大人になっていく上で必要なことをじっくり考え、自分や友達と向き合う時間を設けています。年間全6回実施予定で、2月中旬に第5回目の授業を行いました。テーマは「未来を描く」でした。脳の特性について講師の先生に教えてもらい、具体的なイメージを膨らませる大切さを知りました。1枚目の写真は、ゴム人間のように体が柔らかくなったときのイメージをしています。ゴムのようにグネグネに体が伸びるイメージを膨らませた後、床にむけて手を伸ばすと…なんとイメージする前よりも体が柔らかくなっていました!子どもたちは一気に歓声を上げていました。2枚目の写真は同じように、指が伸びるイメージを膨らませているところです。イメージの中で指が伸び切ると、実際に手を合わせても指が伸びていました!!何事も具体的に想像することで、実際に事象を起こすことができるということを体感しました。

 そのアクティビティを終えた後は、自分の10年後20年後について具体的に想像しました。そこから見えるものは?聞こえる音は?そこにだれがいるの?など、たくさんの質問に答えて、自分の未来を描きました。子どもたちからは、「悪いことを想像したときも現実になってしまうことが分かったから、よいことをたくさん考えたい。」や「イメージトレーニングは今までしてきたつもりだったけど、これからはもっと具体的に想像したい。」といった感想が出ました。3月に最後のコーチングの学習を行います。子どもたちもすごく楽しみにしています。