2週間続いた分散登校も、金曜日が最終日でした。人数は少ないながらも、「友達と会える」「勉強が楽しい」と言っている児童も多くいたので、一安心でした。

 

 芹が谷小学校では、子どもたちの心の変化にできるだけ早く気付くために、「心とからだの健康アンケート」を実施しました。学校が楽しいという児童が多くいる一方で、「早く元の生活に戻りたい」「クラス全員に会いたい」「疲れてしまった」と答える児童も見られ、表情には見せない不安があることが分かりました。

 そこで芹が谷小学校では、児童が安心できる工夫を授業の中で取り入れています。写真はその特徴的な場面です。

 学校だよりでもお知らせした「横浜プログラムの実践」は、友達や職員との心の距離を縮めるために行いました。

 授業では、板書で図や見本を使って、活動のイメージがつきやすいようにしています。

 また、書くことが苦手な児童には、手元に板書を撮った写真を置き、自分のペースで書けるよう支援することもあります。

 

 いよいよ今週から午前授業ではあるものの、全員登校です。児童全員が安心して学校に通うことができるよう、全力を尽くしていきます。ご心配なことがあればぜひ相談してください。