1日目

 世界遺産・日光東照宮を見学しました。事前学習では担当ごとに分かれて調べ学習を行い、当日はグループ内で交代しながらガイドを務めました。社会科で江戸幕府について学んでいたこともあり、子どもたちはより関心をもって見学することができました。

 午後は、日本三名瀑の一つである華厳の滝を訪れ、その後に湯滝を見学しました。どちらの滝も迫力満点で、自然の力強さに圧倒されていました。

 バスレクや食事、お土産の時間もみんなで楽しく過ごし、笑顔あふれる1日目となりました。

 

2日目

 朝から青空が広がり、絶好の活動日和となりました。午前中は、かまどを使って火起こしを体験し、自分たちで作ったすいとんの味を楽しみました。 午後は、片品村に伝わる伝統行事「つちづくり」や「とうかんや」を体験。地域の文化に触れながら、子どもたちは夢中になって取り組んでいました。 続いて行った片品村産の「紅の夢」を使ったりんごジャム作りでは、自分たちの手で作ったジャムを小瓶に目一杯詰め、お土産として持ち帰れることに子どもたちは大喜びでした。世界に一つだけの“自分たちのジャム”に、満足そうな笑顔があふれていました。 夜には、満天の星空のもとで星空観察。手の届きそうなほどの星々に、子どもたちからは思わず感嘆の声が上がっていました。

 仲間との絆を深めながら、自然や文化、片品村の魅力をたっぷりと味わった2日目となりました。

  

 

3日目

 最終日は、片品フルーツ農園でりんご狩りを行いました。群馬県産である「新世界」という品種のりんごは、真っ赤で丸々とした大きな実。子どもたちは、一人4つずつりんごを収穫し、袋に詰めながら嬉しそうに活動していました。 その後は白根魚苑へ移動し、「焼杉体験」と「魚釣り体験」のどちらか選んだ活動をしました。焼杉体験では、杉板の表面をバーナーで焼いて木目を浮かび上がらせ、絵や飾りをつけて自分だけの作品を仕上げました。魚釣り体験では、グループごとにニジマス釣りに挑戦。釣りのあとは、香ばしく焼かれた焼き魚を味わい、自然の中での食事を楽しみました。

 3日間を通して、自然の中でのびのびと活動し、仲間と協力しながらさまざまな体験を重ねることができました。日光東照宮での見学では、日本の歴史や伝統の深さを感じ、世界遺産のすばらしさにも触れることができました。自然と文化、両方に親しんだ充実の3日間となりました。