本校では人権週間に福祉への理解を深める学習の一環として、盲導犬とユーザーの方、盲導犬協会の方をお招きして視覚障がい者の生活や盲導犬の役割について学ぶ学習を行いました。体育館で低学年と高学年に分かれて実施しました。スライドを使って盲導犬の仕事や関わる際のルールについて学び、子どもたちは「盲導犬は目の不自由な方を安全に導く大切なパートナーであること」「仕事中の盲導犬には声をかけないこと」など基本的な知識をしっかり身につけることができました。スライドでの学習後は実際に盲導犬とユーザーの方がカラーコーンを避けながら歩行する様子も見学しました。子どもたちは盲導犬が指示に従いながらも自分で最適なルートを考えて、安全に歩行をサポートする姿に驚き、感動していました。この学習を通して、福祉への理解を深めるとともに思いやりの心や社会で支え合う大切さを実感することができました。今後もこうした体験を通じて誰もが安心して暮らせる社会について考える機会を大切にしていきたいと思います。