5年生では、港北区のホームページの中にある「港北ふるさと人物伝」の中から、「小野静枝」さんのお話動画をみました。当時、大倉山に住んでいた小野さんは、学校から自宅に帰る途中、東神奈川の駅で横浜大空襲に巻き込まれました。直前まで一緒に遊んでいた友達が亡くなってしまったり、避難の途中、国道1号線沿いにある商店が扉を開き、いつでもだれでも避難できるようにしてくれていたりした話を聞きました。また、大倉山や菊名など自分たちの身近な地域で起こった話を聞くことで、自分だったら、と当時を想像しながら、平和について考えることができました。

~子どもたちの振り返りから~

・自分の友達が大空襲で亡くなってしまったら、と考えると悲しい。

・今では想像もできないほど辛くて胸が締め付けられるようでした。

・今は、外で自由に遊べるのは、当たり前でなく、平和なことだと改めて感じた。

・この話を、私たちが忘れないようにすること。また、亡くなってしまった方には祈ることしかできないけれど、このようなことが二度と起こらないようにすることが大事だなと思いました。

・いろいろな商店が水を置いたり、入り口をあけてくれていたり、みんなが協力して助け合っていたのが分かった。