令和6年度 東中祭
10月17日(木)・10月18日(金)の2日間にわたり、令和6年度東中祭を開催しました。(1日目は本校体育館で文化の部、2日目は神奈川県立音楽堂で合唱の部)。
文化の部では、委員会や部活動、有志団体の発表などが行われました。
前半の第1部では、国際平和スピーチ、人権作文スピーチ、英語スピーチと、生活福祉委員による防犯サミットの発表をしました。スピーチはどれも素晴らしい内容で、生徒たちは真剣な表情で聞いていました。また、生活福祉委員による発表もとても素晴らしく、今年のテーマ「いじめ」に関する内容について、他人事ではなく、自分事としてしっかりと考えることができたのではないかと思います。
第2部では、放送部、3年生の体育科ダンス、生徒会本部役員と有志による劇の発表でした。放送部による発表は、今年度全国大会に出場したということもあり、とても完成度が高く、生徒たちの興味を引き付けていました。3年生の体育科ダンス発表は、授業で習ったダンスを選抜メンバーで踊りました。どのグループもとても動きがそろっていて、練習の成果が発揮されていると感じました。プログラム最後の生徒会劇では、担当の生徒たちの活躍はもちろん、先生方の出演も多数あり、普段の授業や部活では見られない先生たちの姿に、会場は大きな盛り上がりを見せました。
様々な発表が行われた東中祭文化の部ですが、どの発表も本当に完成度が高く、生徒たちの準備や努力が感じられました。また、発表を見ている生徒たちの盛り上がりも素晴らしく、とても良い雰囲の中、東中祭文化の部は幕を下ろしました。
生徒たちはこの後、翌日行われる合唱の部に向けて、各クラス最後の練習に取り組んでいました。
東中祭2日目。合唱の部は学校を離れ、神奈川県立音楽堂で開催しました。
合唱の部は実行委員による劇から始まりました。事前に撮影した映像と、当日舞台で演じる劇を融合させたオープニングセレモニーは、合唱の部の開幕を大いに盛り上げてくれました。
短い休憩をはさみ、午前中は1年生と2年生による合唱の披露です。
1年生の合唱は、中学校での合唱が初めてとは思えないほど堂々としており、声量もあり、とても元気な1年生らしいものでした。
2年生は、他の学年より人数が少ないということを感じさせない合唱で、パートごとの声や音のハーモニーがとても美しかったです。1年生も2年生も、今までの練習の成果を十分に発揮できたのではないかと思います。
昼休憩をはさんだ後、いよいよ3年生の合唱が始まりました。やはり3年生、クラスの合唱にかける思いも、クオリティも、1・2年生とは一味違いました。3年生が歌っている姿からは、合唱にかける様々な思いがひしひしと感じられ、会場はその迫力に圧倒されていました。どのクラスも曲が終わった瞬間に自然と拍手が溢れる、そんな素晴らしい合唱でした。歌い終わった生徒たちの顔も、中学校最後の合唱をやり切った、満足感のある表情が見られました。
3年生の合唱が終わった後は、コーラス部と吹奏楽部による発表が行われました。どちらの発表もとても素晴らしく、会場全体を巻き込んでとても大きな盛り上がりを作り出してくれました。
全ての発表が終わり、最後は閉祭式です。合唱の順位が発表されると、嬉しさや悔しさから涙を流す生徒の姿も見られました。その涙は、それほど真剣に合唱に取り組んだという証だと思います。お互いの健闘を称えあう生徒たちの姿は、とても素晴らしく思えました。
文化の部も合唱の部も、発表に関わる全ての生徒が多くの時間をかけ、一生懸命努力をし、準備をしてきました。クラスや部活の仲間との絆も、この東中祭を通してさらに深まったと思います。この東中祭で得た経験と思い出、学びを忘れず、これからの生活に役立てていってほしいと思います。